イネの環境ストレス誘導性遺伝子の網羅的解析とストレス誘導性プロモーターの単離
イネの環境ストレス誘導性遺伝子の網羅的解析とストレス誘導性プロモーターの単離
タイトル | イネの環境ストレス誘導性遺伝子の網羅的解析とストレス誘導性プロモーターの単離 | ||
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要約 | が同定される。そのうち5 種の遺伝子から単離したは有効な発現の組織特異性とストレス誘導性を示す。 | ||
担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター 生物資源部 | ||
連絡先 | 029(838)6305 | ||
区分(部会名) | 国際農林水産業 | ||
専門 | バイテク | ||
研究対象 | 稲類 | ||
分類 | 研究 | ||
背景・ねらい | イネはアジア地域の食料を支える重要な穀物であるため、突然の異常気象や環境劣化に備えた品種の開発が重要な課題である。これまでに、モデル植物のシロイヌナズナを用いて、ストレス誘導性の転写因子遺伝子とストレス誘導性プロモーターを用いることで、乾燥・塩・低温ストレスに対して高レベルの耐性を示す植物を作出することに成功している。そこで、シロイヌナズナの研究結果をもとにイネの環境ストレス誘導性遺伝子を解析して、イネの環境ストレス耐性機構で働く重要遺伝子を明らかにする。また、環境ストレス耐性イネの開発に重要なストレス誘導性プロモーターを単離して、その機能を明らかにする。 | ||
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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予算区分 | (生研機構・新事業創出研究開発) | ||
研究期間 | 2000~2004 | ||
研究担当者 | J. G. Dubouzet、M. A. Rabbani、伊藤裕介、桂幸次、篠崎和子、圓山恭之進 | ||
発表論文 | Rabbani, M.A., Maruyama, K., Abe, H., Khan, M.A., Katsura, K., Ito, Y., Yoshiwara, K., Seki, M., Shinozaki, K. and Yamaguchi-Shinozaki, K. (2003): Monitoring expression profiles of rice (Oryza sativa L.) genes under cold, drought and high-salinity stresses, and ABA application using both cDNA microarray and RNA gel blot analyses. Plant Physiol. 133Dubouzet, J.G., Sakuma, Y., Ito, Y., Kasuga, M., Dubouzet, E.G., Miura, S., Seki, M., Shinozaki, K. and Yamaguchi-Shinozaki, K. (2003): OsDREB genes in rice, Oryza sativa L, encode transcription activators that function in drought-, high-salt- and cold-responsive gene expression. Plant J. 33, 年12 月26 日 | ||
特許出願(公開) | 751-763.特許:篠崎和子、桂幸次、伊藤裕介(2003):ストレス誘導性プロモーター及びその製造法(シス因子DRE によって制御されるイネの乾燥・塩・低温ストレス誘導性プロモーター)、特願2003-080847、2003 | ||
特許出願(公開) | 年3 月24 日特許:篠崎和子、桂幸次、伊藤裕介(2002):イネのストレス誘導性プロモーター、特願2002-377316、2002 | ||
発行年度 | 2003 | ||
収録データベース | 研究成果情報 |