水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の稲麦二毛作体系における施肥法と収穫適期

水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の稲麦二毛作体系における施肥法と収穫適期

タイトル水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の稲麦二毛作体系における施肥法と収穫適期
要約普通型コンバイン収穫可能な水稲新品種「玉系91号」の稲麦二毛作において安定多収を得る施肥法は、基肥量を全層施肥では0.5kg/a、側条施肥では0.4kg/a(N,P,K)とし、穂肥を出穂前18日頃0.3kg/a(N,K)施用する。収穫適期は出穂後40~50日である。
担当機関埼玉県農業試験場 作物部
連絡先0485-21-5041
区分(部会名)関東東海農業
専門栽培
研究対象水稲
分類普及
背景・ねらい稲麦二毛作地帯の麦収穫に多く導入されている普通型コンバインの利用率向上のため、収穫に適した水稲新品種の導入が望まれてきた。そこで、脱粒性やや易の準奨励品種「玉系91号」の稲麦二毛作体系において安定多収、高品質を得るための栽培法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 異常低温条件を除き基肥増施は茎数、穂数への影響はわずかであり、増収効果は認められない。
  2. 側条施肥栽培では、全面全層に比べ減肥栽培が可能である。
  3. やや遅めの穂肥は1穂籾数、粗蛋白含量への影響はわずかで、千粒重、登熟歩合の向上が期待できる。
  4. 普通型、自脱型コンバインとも収穫時の損失が少なく、使用可能である。
  5. 以上のことから目標収量50~55kg/aとした栽培法は以下のとおりである。
    ア適用作期 普通栽培(麦跡6月移植、中苗)
    イ施肥法基肥は全層施肥の場合は0.5kg/a、側条施肥の場合は0.4kg/a(N,P,K)とし、穂肥は出穂前18日頃に0.3
    kg/a程度を施用する。
    ウ収穫適期出穂後40~50日頃で、滞緑色籾割合は登熟後半の気象条件の影響が大きいため、平年並の気温、日照条件で30~10%程度、平成6年のような寡照条件(10月日照時間平年比36%)では60~20%程度である。
成果の活用面・留意点
  1. 晩植ほど穂数、1穂籾数が減少し易いので、早めの移植を心掛ける。
  2. 刈り遅れると脱粒性が高まり、自然脱粒、収穫時の損失が増加するので、適期内で早めに収穫を行う。
  3. その他の注意事項は埼玉県水稲栽培基準に準ずる。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1993~1995
発行年度1995
収録データベース研究成果情報

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