ビール麦の追肥時期別の生育的特徴

ビール麦の追肥時期別の生育的特徴

タイトルビール麦の追肥時期別の生育的特徴
要約ビール麦の追肥時期別の生育、収量、品質の違いを検討した。草丈は早い時期ほど伸び、茎数は茎立後20日までの追肥で増加が大きい。子実重は早いほど多く千粒重は遅いほど大きくなる。粗蛋白含量は追肥により増加するが遅いほど高くなる。
担当機関栃木県農業試験場 作物部
連絡先028-665-7076
区分(部会名)関東東海農業
専門栽培
研究対象二条大麦
分類研究
背景・ねらい栃木県のビール麦栽培では一般的に追肥は行われていないが、生育状況に応じた技術が少なく地力増進も行われにくい状況から、収量の不安定を招いている。品質を維持し収量の安定化を図るために、気象や生育に応じた栽培技術を組み立てることが必要である。そこで、醸造用二条大麦3品種を供試し、茎立前20日・茎立期・茎立後20日・茎立後30日・出穂期にそれぞれ追肥を行い、追肥時期別の生育の違いを検討した。
成果の内容・特徴
  1. 茎立期(ヤチホ、ミカモ)または茎立後20日(タカホ)以前の追肥で草丈・稈長が伸びやすい。
  2. 茎立期(ヤチホ、ミカモ)または茎立後20日(タカホ)以前の追肥で最高分げつ数・穂数が増加した。それ以降の追肥では遅れ穂が増加した。
  3. 倒伏程度は品種間差が大きく、倒伏に弱い品種は追肥時期が早いほど倒伏しやすく、またその程度も大きい。
  4. 子実重は追肥時期が早いほど多く、茎立後20日以前の追肥で慣行区より増加した。
  5. 千粒重と整粒歩合は追肥時期が遅いほど高くなった。
  6. 粗蛋白含量は品種および倒伏程度により差が大きいが、追肥により増加し遅くなるにつれ高くなった。
  7. 倒伏程度が高い場合、追肥時期に関係なく粗蛋白含量は高かった。
成果の活用面・留意点黒ボク土水田の水稲跡醸造用二条大麦ドリル播栽培への適用に限る。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1994~1995
発行年度1995
収録データベース研究成果情報

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