アルファルファ耐湿・菌核病抵抗性新品種「愛系37号」の育成

アルファルファ耐湿・菌核病抵抗性新品種「愛系37号」の育成

タイトルアルファルファ耐湿・菌核病抵抗性新品種「愛系37号」の育成
要約アルファルファ「愛系37号」は耐湿性が強い早期繁茂性品種であり、永続性が高く、菌核病にも強い。収量性はナツワカバよりやや高く、関東以西の暖地でナツワカバに替わる新品種として普及が期待される。
担当機関愛知県農業総合試験場 作物研究所 飼料作物研究室
連絡先0561-62-0085
区分(部会名)関東東海農業
専門育種
研究対象牧草類
分類普及
背景・ねらいわが国暖地・温暖地のアルファルファは高温多雨な気象条件で選抜されたナツワカバ、タチワカバの育成により各地で栽培されるようになった。しかし、これらの品種も夏季の多雨年には湿害による生産力の低下がみられるので、さらに耐湿性を高めた品種の育成が必要である。
成果の内容・特徴
  1. 利用1年目の収量はナツワカバと同程度であるが、2、3年目収量はナツワカバ対比104、106%で、永続性に優れ安定多収を維持する(表1、表2)。
  2. 湿潤土壌条件での収量性が高く、耐湿性が強い(表3)。
  3. 晩秋から春にかけて発生する菌核病に対しても抵抗性が強く、生育初期に罹病した場合も株枯れが少ない(表4)。
  4. 耐倒伏性は中でナツワカバより強いが、タチワカバよりやや弱い(表4)。
  5. 耐雪性は中~弱であり、タチワカバよりやや弱い(表4)。
  6. 早春、晩秋の再生など低温期の繁茂性が優れるが、開花期はナツワカバとほぼ同じである(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 関東東海の全地域においてナツワカバに替わる安定多収品種として利用できる。年間の刈取り回数は、5~6回である。多回刈ほど雑草を抑制する効果が高いが、刈取り間隔は30日以上を必要とする。
  2. 高冷地では寒害を受けやすいので、耐寒性の強いタチワカバの利用が望ましい。
具体的データ
図表
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予算区分総合的開発研究(高品質輪作)・指定試験
研究期間1995~1995
発行年度1995
収録データベース研究成果情報

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