ナミテントウムシによるクワキジラミの生物防除

ナミテントウムシによるクワキジラミの生物防除

タイトルナミテントウムシによるクワキジラミの生物防除
要約クワキジラミ幼虫が寄生している桑枝条に人工飼育したナミテントウムシ幼虫を放すことで、クワキジラミ幼虫による被害を減少させることが可能で、ナミテントウムシはクワキジラミの捕食性天敵として有効な生物防除素材である。
担当機関山梨県蚕業試験場 病虫科
連絡先0551-28-2411
区分(部会名)関東東海農業
専門作物虫害
研究対象昆虫類
分類研究
背景・ねらい全国的に多発傾向にある桑難防除害虫クワキジラミに対して、ナミテントウムシが高い捕食性を示すことを認め、天敵としての可能性を明らかにした。
そこで、クワキジラミの生物防除技術の確立を目的に、捕食性天敵ナミテントウムシの生物防除素材としての効果について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 網室(90cm×90cm×180cm)内において、クワキジラミ2齢幼虫が寄生(約350頭)したポット植桑枝条(約80cm、1本)に、人工飼育したナミテントウムシ3齢幼虫(5~20頭)を放すことで、クワキジラミ幼虫を大幅に減少させることができた。
  2. 放虫後クワキジラミは順次減少し、7日後の幼虫生存率は6~40%となり、ナミテントウムシ幼虫の高い捕食性が認められた。(図1)
  3. ナミテントウムシ幼虫は、クワキジラミ幼虫に対し高い捕食性を示すことから、有効な生物防除素材である。
成果の活用面・留意点
  1. ナミテントウムシ幼虫の簡易大量増殖技術の開発が必要である。
  2. 桑園で実際に活用するためには、クワキジラミ幼虫の生息密度を調査するとともに、大量にナミテントウムシを放虫する簡易な方法についての検討が必要である。
具体的データ
図表
予算区分県単
研究期間1996~1996
発行年度1996
収録データベース研究成果情報

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