ギニアグラス輪作と麦類混作の組み合わせによるこんにゃく根腐病の発病抑制効果

ギニアグラス輪作と麦類混作の組み合わせによるこんにゃく根腐病の発病抑制効果

タイトルギニアグラス輪作と麦類混作の組み合わせによるこんにゃく根腐病の発病抑制効果
要約ギニアグラスとの輪作と麦類の混作を組み合わせることで、コンニャク慣行栽培(オオムギ間作)と比較してコンニャク根腐病の発生を顕著に抑制できる。混作作物としては播性程度IV~Vのコムギ(シラネコムギ)が適している。
担当機関群馬県農業試験場 こんにゃく分場
群馬県農業試験場 環境保全部 病害虫課
連絡先027-269-9121
区分(部会名)関東東海農業
専門作物病害
研究対象工芸作物類
分類研究
背景・ねらいコンニャク根腐病対策として、土壌くん蒸剤による土壌消毒が広く実施されている。しかし、未消毒汚染土壌の残存や他圃場からの流入により、土壌消毒を行ったにもかかわらず根腐病が多発してしまうことがある。また、住居隣接圃場での土壌消毒は催涙性を示すため実施できない。そこで、土壌くん蒸剤に依存しない耕種的な方法として、緑肥作物の輪作と麦類混作の組み合わせによるコンニャク根腐病の発病抑制効果を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 麦類をコンニャクの培土時に6kg/10a全面播種し混作することで、オオムギ(万力)を畦上に条播(間作)する慣行栽培と比較して、コンニャク根腐病の発生を1/2~1/10に抑制できる。混作単独では発病抑制効果がやや不十分な麦類においても、ギニアグラスを緑肥作物として輪作することで、安定した発病抑制効果(慣行区発病の1/10)が得られる(図1)。
  2. マルチムギ(商品名)、シラネコムギの生育は、コンニャクの収穫に支障とならないで済む時期に枯死するため、混作するのに適する(表1)。
  3. シラネコムギを混作することで、日最高地温および日平均地温の上昇は抑制され、根腐病の多発生環境が改善される(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. コンニャク2年生以上の栽培に適用できる。
  2. 根腐病の発病抑制効果について、その原因を解明する必要がある。
  3. 本耕種的方法による他病虫害への影響評価が必要である。
具体的データ
図表
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予算区分国補(地域基幹)
研究期間1998~1998
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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