臭気低減化のための産卵鷄への低蛋白飼料と適正除ふん間隔の効果
臭気低減化のための産卵鷄への低蛋白飼料と適正除ふん間隔の効果
タイトル | 臭気低減化のための産卵鷄への低蛋白飼料と適正除ふん間隔の効果 | ||
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要約 | 飼料中のCP(粗蛋白)レベルが高いほど鷄ふんからのアンモニア発生は高い濃度を示し、CP18%とCP16%の間に差がみられた。除ふんを7日間行わない人工気象室ではCPレベルが高い方が低級脂肪酸及び硫黄化合物の濃度が高かった。また、高温期でも3日以内の除ふんで鶏舎内のアンモニア濃度の上昇はかなり抑制できる。 | ||
連絡先 | 0462-38-4056 | ||
区分(部会名) | 関東東海農業 | ||
専門 | 飼養管理 | ||
研究対象 | 採卵鶏 | ||
分類 | 研究 | ||
背景・ねらい | 都市化に伴い鶏ふんからの悪臭が周辺住民から大きな問題とされている。ふん中窒素からのアンモニア臭や、低級脂肪酸、硫黄化合物等種々の悪臭の発生を少なくすることが、今後都市の中で養鶏経営が共存していく緊急の課題である。 そこで、アミノ酸を添加した低蛋白飼料の給与が臭気に及ぼす影響を人工気象室の高温中温環境下とポット試験(100リットルビニール袋法)で検討した。 | ||
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 飼料中のCPレベルとアンモニア濃度は関係しており、CP低下により発生の抑制が示唆され、期別給与やアミノ酸バランスを考えた低蛋白飼料給与により鶏舎内臭気濃度の低減化が可能である。 最高気温33℃の高温期でも、除ふん後3日後までは大きな発生量とはならないので、高温期は3日以内の除ふんで鶏舎内のアンモニア濃度の上昇はかなり抑制できると思われる。 | ||
具体的データ | |||
図表 | |||
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予算区分 | 県単 | ||
研究期間 | 1997~1997 | ||
発行年度 | 1998 | ||
収録データベース | 研究成果情報 |