寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術

寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術

タイトル寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術
要約カーネーションの養液栽培による2年切り生産では、2番花を元切り採花するか、2番花採花後に草丈10~20cmで切り戻すことにより2年目も安定した品質が得られ、収量の増加と切り花期間の拡大が可能となる。
担当機関長野県野菜花き試験場 花き部
連絡先026-278-6848
区分(部会名)関東東海農業
専門栽培
研究対象カーネーション
分類普及
背景・ねらいカーネーションの2年切り栽培は、種苗費の削減や切り花収量の増加が可能であるが、2年目の品質低下や作業性の悪化が問題となり、広く普及するには至っていない。そこで、養液栽培を用いて、採花や切り戻しの方法、品種特性等について検討し、安定栽培技術の確立を図る。
成果の内容・特徴
  1. 採花方法は、2年目の品質と収量を考慮すると、2番花を分枝元2節程度残して元切り採花する方法(2番花元切り)が優れる(表1)。
  2. 2番花の収穫後に切り戻す方法も有効で、切り戻す部位は、芽整理や品質面から2次分枝下の草丈10~20cmの位置が適切である(表2)。また、品種「フランセスコ」では、10月上旬~1月上旬に切り戻すと4月上旬~5月中旬から開花し、4月中下旬~6月上中旬が採花ピークとなる(表3)。
  3. 2年切り栽培では、採花パターンや2年目の春~夏の採花数は品種間差が大きい。しかし、採花数は、いずれの品種も1年毎に改植した場合に比べて多く、多収の面からはフランセスコ、ソネットマリア等が適する(図1)。
成果の活用面・留意点
  1. 試験はロックウール栽培で実施したが、養液土耕栽培等での活用も可能と考えられる。
  2. 高温期、芽吹きが悪い品種、下葉がないときなどの切り戻しは、株落ちの発生を防止するために2次分枝より上位節を残して行う。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1999~1999
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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