省力型高設ブームスプレーヤの開発とスイートコーンへの利用

省力型高設ブームスプレーヤの開発とスイートコーンへの利用

タイトル省力型高設ブームスプレーヤの開発とスイートコーンへの利用
要約新開発の高設ブームスプレーヤは、スイートコーンに対して、165cmの高さから散布でき、霧なしノズルを用いることで、省力と均一散布が可能となる。
担当機関愛知県農業総合試験場 豊橋農業技術センター 園芸研究室
連絡先0532-61-6235
区分(部会名)関東東海農業
専門栽培
研究対象葉茎菜類
分類普及
背景・ねらいスイートコーンは草丈が高いために、薬剤防除には時間がかかり、散布精度も低い。また、既存のブームスプレーヤの利用が困難である。そこで、165cmの高さから散布できるようなブームスプレーヤ用ステイを製作することにより、ブームスプレーヤをスイートコーンに利用可能とし、薬剤散布の省力と散布精度の向上を図る。
成果の内容・特徴
  1. 開発した高設ブームスプレーヤは地上高165cm、散布幅8mで散布することができる(表1、図2右)。このブームを格納(図2左)するためにブーム用架台は平行リンクで上下する (図3)。なお、このステイは乗用管理機に装着する。
  2. 10a当たりの散布時間は、ピストルノズルが15分、高設ブームスプレーヤが5分と短く、大幅な省力が可能である(表2)。
  3. ブームスプレーヤによる散布精度は、ピストルノズルよりも高く、特に霧なしノズルでは均一に散布できる。散布者の被ばく程度は、ピストルノズルより高いが、霧なしノズルで頭部の被ばくを軽減できる(表3)。
  4. ブームスプレーヤの散布幅は8mであるため8mに1.2m幅の専用通路が必要である。栽植様式を図1とした場合、その部分の栽植本数は9.2%減る。それを補うため、通路両脇の株間を26cmから23cmにすることで6%の減収に抑えることができる(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 霧なしノズルは葉裏に付着し難いと思われるので浸透移行性のある薬剤を使用することが好ましい。
  2. 通路両脇の栽植密度を増やした場合は、それに合わせた施肥管理が必要である。
  3. 栽植株数減により面積当たりの収量は減るので、同水準の収量を得るには面積を増やす必要がある。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間2000~2000
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

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