イチゴにおけるオンシツコナジラミの発生

イチゴにおけるオンシツコナジラミの発生

タイトルイチゴにおけるオンシツコナジラミの発生
要約イチゴにおけるオンシツコナジラミの多発生を確認し、その発生量には地域間差異と品種間差異が認められた。
キーワードオンシツコナジラミ、イチゴ、品種間差異、地域間差異
担当機関静岡農試 病害虫部(病害虫防除所)
連絡先0538-36-1543
区分(部会名)関東東海北陸農業
分類技術、参考
背景・ねらいイチゴではイチゴコナジラミ、オンシツコナジラミ、シルバーリーフコナジラミの発生が確認されているが、これまで静岡県では被害はほとんど問題とならなかった。ところが、近年、イチゴ産地の一部においてオンシツコナジラミによる被害が発生しているため、発生の実態を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 「章姫」を主要品種とする静岡県内のイチゴにおけるオンシツコナジラミの発生量は地域間で差異が認められ、東部地域(韮山町、函南町)では多く、中部地域(静岡市、清水市)や中遠地域(浜岡町、大東町、大須賀町)では少ない(表1、図1)。
  2. 東部地域では定植直後の10月からオンシツコナジラミの発生が認められ、栽培期間中に発生量は増加する(図1)。多発園では葉にすすが発生する。
  3. オンシツコナジラミのイチゴにおける1世代当たり増殖率には品種間差異が認められる。「章姫」における増殖率は「とよのか」「女峰」「アイベリー」「宝交早生」と比較して高い(表2)。
  4. オンシツコナジラミのイチゴにおける1世代当たり増殖率は採集地域と採集植物が異なる個体群間で差がない(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 静岡県東部地域のイチゴではオンシツコナジラミを対象とした防除が必要である。
  2. 他地域のイチゴでもオンシツコナジラミの被害が問題となる可能性がある。
  3. 発生量の品種間差異、地域間差異および多発生の原因については更に検討を要する。
具体的データ
図表
図表
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予算区分国補(発生予察)
研究期間1998~2000
研究担当者増井伸一、池田雅則
発表論文増井・池田(2000)関東病虫研報47:145-146、147-148.
発行年度2001
収録データベース研究成果情報

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