屋根掛け栽培した中晩生カンキツ「はるみ」の隔年交互結実栽培における適正着果量

屋根掛け栽培した中晩生カンキツ「はるみ」の隔年交互結実栽培における適正着果量

タイトル屋根掛け栽培した中晩生カンキツ「はるみ」の隔年交互結実栽培における適正着果量
要約屋根掛け栽培「はるみ」の隔年交互結実栽培における生産年の着果量は、7月下旬に葉果比を60程度にすることで、果実品質の良好な2L果を中心とする果実を収穫することができる。
キーワードはるみ、屋根掛け栽培、隔年交互結実、葉果比、品質
担当機関愛知農総試 園芸研究所 蒲郡支所
連絡先0533-68-3381 / gamagori@agri-rc.pref.aichi.jp / gamagori@agri-rc.pref.aichi.jp
区分(部会名)関東東海北陸農業
分類技術、普及
背景・ねらい中晩生カンキツの有望新品種として期待されている「はるみ」は、外観のきれいな果実を生産するためには、屋根掛け栽培の導入が望ましい。その場合の隔年交互結実技術の確立のため、着果量の違いが果実階級比率や果実品質に及ぼす影響を調査し、生産年における適正着果量を明らかにする。
成果の内容・特徴1.
果実の肥大は着果量が少ないほど良好である(図1)。
2.
葉果比40ではL果中心、葉果比60ではL・2L果中心、葉果比80以上では2L・3L果中心となる(図2)。
3.
1樹当たり収量は着果量が多いほど増加するが、2L果(果実横径8.0~8.8cm)の収量は葉果比60で最も多い(表1)。
4.
果実品質は葉果比40ではクエン酸がやや高いが、葉果比80以上では糖度がやや低い。葉果比60の果実は糖度が高く、適度に減酸し、浮皮程度が小さく果実品質が良好である(表1)。
以上のことから屋根掛け栽培「はるみ」の隔年交互結実栽培における生産年の葉果比は、60程度にすることによって果実品質が良好な2L果中心の果実が収穫できる。
成果の活用面・留意点1.
6月中~下旬に粗摘果で葉果比50程度にし、7月下旬に仕上げ摘果で葉果比60程度にする。
2.
8、9月には果実肥大および減酸促進のため、十分量をかん水する。
具体的データ
図表
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予算区分国補(超省力園芸)
研究期間2001~2004
研究担当者坂野 満、本美善央、池野 護
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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