農家が簡単に手作りできる液肥混入器

農家が簡単に手作りできる液肥混入器

タイトル農家が簡単に手作りできる液肥混入器
要約1対の径違いソケットで構成したベンチュリ管とマリオット給水タンクとを透明吸入ビニル管で接続した液肥混入器は、安価で容易に製作でき、適用流量範囲が大きく、圧力損失も小さくて実用的である。
キーワード液肥混入器、ベンチュリ管、マリオット給水タンク
担当機関愛知農総試 環境基盤研究部 農業工学グループ
連絡先0561-62-0085
区分(部会名)関東東海北陸農業
分類技術、普及
背景・ねらい市販の液肥混入器は、シリンダー内を上下運動するピストンにより水圧モーターを駆動させて液肥を本管流量中に定量注水するもので、外国製品が多く、口径40mm配管に取り付けるタイプで1台16~18万円と高価であるうえ、作動流量範囲が限定されて、圧力損失が大きい。そこで、簡単な構造と、広い作動流量範囲と、小さい圧力損失を有する液肥混入器を開発する。
成果の内容・特徴1.
一対の径違いソケットの小口径同士を相対させて、スロート部(中央くびれ部)の長さを10mmとするベンチュリ管を構成し、スロート部とマリオット給水タンクとを透明吸入ビニル管(9mm×6mm)で接続して液肥混入器を製作する(図1-a)。材料代は2千円程度と安価で、手軽に製作できる。
2.
マリオット給水タンクは、ゴム栓に通した吸気管を密閉タンク上部から垂直に取り付け、吸入管の中心線が吸気管底部の高さになるように設置することにより、吸気管底部の水圧を維持して、給水条件を一定にする給水装置である(図1-b)。マリオットの吸気管は、作動感度の高い内径6mmのステンレス管を使用する。
3.
液肥混入器の適用流量範囲は1L/s以上と広範囲で(図2)、その圧力損失は従来の液肥混入器と較べて小さい(図3)。
4.
液肥混入器の混入率は、径違いソケットの各口径サイズで決まり(図2)、混入率の調節は、吸入管の内径を取り替える(図4-a)、または吸入管の途中に挿入したバルブの開度を変える(図4-b)ことによって可能である。
成果の活用面・留意点1.
液肥混入器に用いるマリオット給水タンクは、20Lポリタンクか、少量用として2Lペットボトルを利用する。
2.
平成16年度、製品化する予定である。
具体的データ
図表
図表
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予算区分国補(地域基幹)
研究期間2003~2003
研究担当者加藤宏明、榊原正典
発行年度2003
収録データベース研究成果情報

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