早生で食味が優れるオウトウ新品種「甲斐オウ果1」

早生で食味が優れるオウトウ新品種「甲斐オウ果1」

タイトル早生で食味が優れるオウトウ新品種「甲斐オウ果1」
要約オウトウ新品種「甲斐オウ果1」は、「高砂」に「佐藤錦」を交雑して育成した早生品種で、「高砂」と同時期に成熟し、大玉で糖度が高く、着色も良い。
キーワードオウトウ、新品種、甲斐オウ果1、早生
担当機関山梨果樹試 育種部 落葉果樹育種科
連絡先0553-22-1921
区分(部会名)関東東海北陸農業
分類技術、参考
背景・ねらい山梨県においては、オウトウについて、「高砂」の時期までに収穫できる早生で食味、栽培性に優れる品種開発への要望が強い。そこで、本県に適応する大玉で品質の優れる早生品種の育成を図る。
成果の内容・特徴1.
「甲斐オウ果1」は、早生で食味が優れることから、平成15年12月、品種登録出願した(現在「富士あかね」として商標登録出願中)。
2.
樹勢は中程度で、花芽の着生は多い。開花期は4月中旬で「高砂」とほぼ同時期である。生理落果は少ない。収穫時期(山梨県山梨市:標高440m)は6月上旬で、「高砂」とほぼ同時期となる早生品種である(表1)。
3.
果実重は7~8g、早生品種としては大玉で、玉揃いは良い。果形は短心臓形で、着色も容易である。「高砂」や「佐藤錦」に比べて果梗が長い(表1、図1)。
4.
糖度は20%程度と高く、酸味もあり、味は濃厚である。果皮色は鮮明な紅である(表1)。
成果の活用面・留意点1.
「甲斐オウ果1」は、平成16年度山梨県オリジナル品種開発推進会議によりオリジナル品種として承認された。現在、関係団体と連携しながら県内農家に普及を図っている。
2.
受粉用品種については、検討中である。
具体的データ
図表
図表
予算区分県単
研究期間1988~2004
研究担当者雨宮秀仁、遠藤 久、菊島昭子、窪田友幸、今井由里、佐藤俊彦、山田喜和、手塚誉裕、小柳津和佐久、丹沢 隆、猪股雅人、富田 晃、片岡(山内)一恵、櫻井健雄
品種出願(登録)富田ら (2003) 品種登録出願
発行年度2004
収録データベース研究成果情報

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