トルコギキョウにおける土壌還元消毒の効果と施肥量の検討

トルコギキョウにおける土壌還元消毒の効果と施肥量の検討

タイトルトルコギキョウにおける土壌還元消毒の効果と施肥量の検討
要約トルコギキョウにおいて土壌還元消毒の効果は、ダゾメット剤と同等である。施肥量の違いによる切り花品質の差は認められず、少ない施肥量での栽培が可能である。
キーワードトルコギキョウ、土壌還元消毒、施肥量
担当機関岐阜県中山間農技研 試験研究部
連絡先0577-73-2029
区分(部会名)関東東海北陸農業
分類技術、参考
背景・ねらい本県高冷地においては、夏期の冷涼な気象条件を活かしてトルコギキョウの夏秋期栽培が盛んに行われている。臭化メチルの代替資材としてクロルピクリン剤やダゾメット剤が使用されているが、環境に配慮した土壌消毒方法の導入が求められている。
そこで、北海道立道南農業試験場で開発された還元消毒法を参考にその効果について検証する。

成果の内容・特徴1.
土壌還元消毒は、米ぬかを1t/10a程度土壌混和後、全面に灌水できるように50cm間隔に灌水チューブを設置し、ほ場容水量以上になるように灌水したのち、透明フィルムで被覆し、ハウスを密閉する。深さ15cmで地温20℃以上が得られるように30日維持する。初めの1週間は2日に1回、それ以降は1週間に1回程度、ハウスの外に水が出てくるまで灌水する。
2.
土壌還元消毒により、菌密度が低下し、発病株もほとんど無いことからダゾメット剤と同等の効果が認められる(表1、表2、表3)。
3.
土壌還元消毒における切り花品質は、ダゾメット剤消毒と比べて、2カ年で傾向は異なるが、同等であると推察する(表1、表2)。
4.
土壌還元消毒では、施肥量を変えても同様な生育を示し、切り花品質に大きな差が見られないことから、還元土壌消毒では施肥量の影響は少なく、少肥でも栽培が可能である(表1、表2)。

成果の活用面・留意点1.
処理後、ジビリジル発色反応により還元状態の確認する。
2.
翌年には菌密度が回復することから、土壌還元消毒は毎年実施する必要がある(表4)。
具体的データ
表1
表2
表3
表4
予算区分県単
研究期間2003~2005
研究担当者安江隆浩、鈴木隆志
発行年度2005
収録データベース研究成果情報

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