新品種の高接ぎ更新における「宮内伊予柑」の中間台木としての有効性

新品種の高接ぎ更新における「宮内伊予柑」の中間台木としての有効性

タイトル新品種の高接ぎ更新における「宮内伊予柑」の中間台木としての有効性
要約「宮内伊予柑」を中間台木に用いた「不知火」、「せとか」、「あまか」、「はるみ」、「ありあけ」の高接ぎ4年後の樹勢、結実性、品質は良好で、「宮内伊予柑」を用いた高接ぎ更新は可能である。
キーワード「宮内伊予柑」、中間台木、新品種、高接ぎ更新
担当機関愛媛果樹試 岩城分場
連絡先0897-75-2014
区分(部会名)近畿中国四国農業
分類技術、普及
背景・ねらい「宮内伊予柑」の消費が低迷する中で、「不知火」、「せとか」、「あまか」、「はるみ」、「ありあけ」、「サザンイエロー」など有望な新品種への更新が求められている。しかし新品種の多くは樹勢が弱く、苗木からの育成には長期間を要するため、高接ぎ更新が行われることが多い。そこでそれらの新品種を「宮内伊予柑」15年生に各品種6樹ずつに高接ぎし、その後の樹容積、収量、品質を調査し親和性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 高接後の生育、樹冠容積の拡大は「はるみ」と「不知火」が優れ、「サザンイエロー」生育は不良である。
  2. 4年目の収量は、「サザンイエロー」を除く品種では宮内伊予柑とほぼ同量確保できる。
  3. 果実の大きさ及び品質は、各品種ともウンシュウミカン中間台と同程度である(表2,3)。
  4. 「不知火」、「せとか」、「あまか」、「はるみ」、「ありあけ」の4年目の樹勢、結実性、品質は良好で「宮内伊予柑」を用いた高接ぎ更新は可能である。
成果の活用面・留意点
  1. 中間台木の「宮内伊予柑」及び穂木がウイルス、ウイロイド病等保毒していれば収量、 樹勢の衰弱等の問題が発生する場合も考えられる。
具体的データ
表1
表2
表3
予算区分県単
研究期間1998~2001
研究担当者中川雅之 、薬師寺弘倫、脇義富
発表論文なし
発行年度2001
収録データベース研究成果情報

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