作業調整のためのナス接ぎ木苗の低温貯蔵

作業調整のためのナス接ぎ木苗の低温貯蔵

タイトル作業調整のためのナス接ぎ木苗の低温貯蔵
要約ナスの接ぎ木苗は10℃暗黒条件下で約15日間の貯蔵が可能であり、その後の生育及び収量にも影響はない。
キーワードナス、接ぎ木苗、貯蔵、セル成型育苗
担当機関岡山農総セ農試 野菜 花研究室
連絡先0869-55-0277 / noriko_sangawa@pref.okayama.jp / noriko_sangawa@pref.okayama.jp
区分(部会名)近畿中国四国農業
分類技術、参考
背景・ねらいナスの接ぎ木苗生産では、接ぎ木後の苗を養生装置へ入庫するが、収容可能な苗の量は一定で農家が必要とする時期に苗の供給量を増やすことができない。そこで、ナスの接ぎ木苗を一時的に貯蔵し、需要に応じて供給量を調整するための低温貯蔵技術を明らかにする。
成果の内容・特徴1.
台木品種「台太郎」、「トレロ」、「トルバム・ビガー」及び「ヒラナス」と穂木品種「千両」の接ぎ木苗(72穴 セルトレイ)は10℃暗黒条件下で約15日間の貯蔵が可能である。
2.
貯蔵前日に遮光したところ、貯蔵中の苗の生育は抑制されたが、葉の黒変と退色が進んだことから、貯蔵前日は晴天が好ましい(表1)。
3.
貯蔵終了2日後に鉢上げし、約2週間育苗した定植前の苗の生育は、台木品種にかかわりなく、良好であった(表2)。
4.
定植後の貯蔵苗には、短花柱花はみられず、開花時期の遅れもなく、収量にも無貯蔵苗と差は見られない(図2)。
成果の活用面・留意点1.
乾燥及び冷風を防ぐために貯蔵中の苗をビニルで覆う方がよい。
2.
急激な温度変化を避けるため貯蔵開始後及び終了前の各1日間15℃で管理する。
3.
貯蔵苗の出庫は気温の下がった夕方に行い、苗を風が当たらない場所に一晩置く。
具体的データ
図表
図表
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予算区分県単
研究期間1998~2001
研究担当者久保紀子、河野隆道
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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