スポンジプラグ苗によるスプレーカーネーションの簡易な定植方法

スポンジプラグ苗によるスプレーカーネーションの簡易な定植方法

タイトルスポンジプラグ苗によるスプレーカーネーションの簡易な定植方法
要約スポンジプラグ苗の定植によるスプレーカーネーションの切り花生産では、苗の定植の深さが切り花本数および切り花品質に影響しないので、定植の深さを気にしないで定植できる。
キーワードスポンジプラグ苗、定植の深さ、スプレーカーネーション
担当機関広島農技セ 花き栽培研究部
連絡先0824-29-0521 / ngckaki@pref.hiroshima.jp / ngckaki@pref.hiroshima.jp
区分(部会名)近畿中国四国農業
分類技術、普及
背景・ねらいスプレーカーネーションの砂上げ苗は、深植えすると活着が遅れるため発根部位の上端が地表面に接する程度の浅植えが行なわれている。この砂上げ苗に比べて、セル培地の脱落がないために輸送中の傷みがなく、植え付けが容易である等のメリットがあるスポンジプラグ苗の利用が増加している。スポンジプラグ苗でも、砂上げ苗と同様、根が少しのぞく程度の浅植えが行なわれている。しかし、同じ深さで定植しようとすると、均一に定植穴をあける手間がかかり、スポンジプラグ苗の植え付け作業が容易であるメリットが活かしきれない。そこで、スポンジプラグ苗の定植の深さ(図1)がスプレーカーネーションの開花に及ぼす影響を調査し、定植の深さに幅をもたせることが可能であるか検討する。
成果の内容・特徴1.
切り花本数は、定植の深さに関わらず1番花(1次摘心側枝)が2本/株、1.5番花(2次摘心側枝)が3~4本/株程度であり差はない(図2)。
2.
開花日は1番花が1月上中旬、1.5番花が4月中旬であり、定植の深さによる差はない(表1)。
3.
切り花長は1番花が72cm程度、1.5番花が90cm程度、切り花重は1番花が38g程度、1.5番花が52g程度であり、定植の深さによる影響はない。切り花節数は1番花では7節残して収穫したため12節程度、1.5番花が19節程度である。小花数は1番花、1.5番花とも5~6個である。下垂度は1番花が2.7程度、1.5番花が1.8程度で定植の深さの違いによる差はない。
4.
スポンジプラグ苗の定植の深さは、切り花本数および切り花品質に影響しない。
成果の活用面・留意点1.
苗が倒れない(≦+1/2)範囲内の深さで定植することができ、植え付け作業がより楽になる。
2.
スポンジプラグは乾きやすいため、活着するまで砂上げ苗よりも潅水の回数を多くする。
3.
スポンジプラグ苗での結果であり、通常のセル成型苗を利用した場合では結果が異なる恐れがある。
具体的データ
図表
図表
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予算区分県単
研究期間2001~2002
研究担当者梶原真二、藤原朋子
発表論文藤原・梶原 (2002) 園学中四支部研究発表要旨41:52.
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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