運搬用両用荷台搭載式テールゲート昇降装置

運搬用両用荷台搭載式テールゲート昇降装置

タイトル運搬用両用荷台搭載式テールゲート昇降装置
要約軽トラック等の運搬車両に取付ける重量物を昇降させるための装置で、着脱が容易で必要な時だけ搭載して使用する。装置全体が荷物として扱えるため公道走行も可能である。動力は12Vモータで運搬車両のバッテリを利用する。
担当機関九州農業試験場 畑地利用部 作業システム研究室
連絡先0986-22-1506
区分(部会名)九州農業
専門機械
研究対象農業機械
分類普及
背景・ねらい農業従事者は年々高齢化が進んでおり、収穫物等のハンドリング作業が高負荷になっている。また各種薬剤や、動力噴霧機等の重量物を取扱うことも多い。一方農家における軽トラック等の運搬車両の普及台数は非常に多く、特に畑作地帯では排水性が良いため圃場内まで進入して作業を行うことが可能である。そこで、既存の軽トラック等の運搬車両を動力源として、アタッチメント式の作業機と同様に、必要なときだけ搭載して作業を行う昇降装置を開発し、作業負荷の軽減を図る。
成果の内容・特徴
  1. 装置は、必要な時だけ荷台に搭載して使用する着脱式で、装置全体がキャスタ付の補助スタンドで移動できる。装置の荷台への取付け・取外しは軽作業で、固定はピン2本のみで、1人で3分以内に作業ができる(図1、図2、表1)。
  2. 搭載時の装置の機体形状は、道路交通法の荷物の範囲であり、軽トラック本体のテールゲートを取外すと、搭載したまま公道の走行が可能である。
  3. コンテナの2段積み作業等の高く持ち上げる作業では、2段目を低い位置で積み込むため負荷の少ない作業高さになり、心拍指数の増加が少なく労働強度の低減に効果がある(図3)。
  4. ボタン操作で上昇・下降・停止するとともに、リミットスイッチにより上限の荷台の高さ(70cm)、下限の地表面、両者の間の任意の位置で自動的に停止することができる。
  5. 動力源が12Vモータであるため、軽トラック等のバッテリに接続するだけで使用可能である。
  6. 油圧を使用していないため、構造が簡易で、製作費の低減が図られ、車載式のクレーン等に比べて、積載スペースの減少もなく、手軽に利用できる。
成果の活用面・留意点
  1. 重量物を1人で搭載する時や、荷物の積重ね等の高い位置まで積載する場合に利用すると負荷が軽減される。
  2. バッテリへの継続は確実に行い、使用時はエンジンを切らないようにする。
  3. 長時間ゲートに負荷をかけたままにしたり、過大な負荷を加えないようにする必要がある。
具体的データ
図1
図2
表1
図3
予算区分経常
研究期間1996~1996
発表論文重量畑作物ハンドリング作業の労働負担-運搬動作における作業負荷、農作業学会第31回講演会、1996
発行年度1996
収録データベース研究成果情報

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