加温ハウス栽培ヒュウガナツのジベレリン処理による無核果と着果安定

加温ハウス栽培ヒュウガナツのジベレリン処理による無核果と着果安定

タイトル加温ハウス栽培ヒュウガナツのジベレリン処理による無核果と着果安定
要約加温ハウス栽培のヒュウガナツでは、満開7~10日後にジベレリン300~500 ppmを散布することにより、無核果と結果促進に効果がある。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場
担当機関宮崎県総合農業試験場 亜熱帯作物支場
連絡先0987-64-0012
区分(部会名)果樹
区分(部会名)九州農業
専門栽培
研究対象果樹類
分類普及
背景・ねらいヒュウガナツは、消費者から種なし果実の要望が高く、市場においても少核果実と有核果実では価格差を生じてきている。また、着果安定のためには受粉を必要とする。そこで、ヒュウガナツの無核果と着果安定を図るために、ジベレリン処理が結果率と果実品質に及ぼす影響について検討した。
成果の内容・特徴ジベレリン処理は、300ppm、400ppm、500ppmをハンドスプレーで満開10日後の有葉花または幼果に1回散布した。
  1. 結果率は、無処理区に対して、ジベレリンを処理した全ての区で高い(表1)。
  2. 果実肥大は、ジベレリン処理区は無処理区に対して10mm程度大きく、ジベレリンの処理濃度間では、500ppmが若干大きいが有意な差はない(表2)。
  3. 果実品質は、全処理区で完全無核果となり、果皮の厚さは、ジベレリン処理区は無処理区に対して、1mm程度厚くなり、クエン酸はやや高い(表3)。
  4. 果皮の着色は、ジベレリン処理区は無処理区に対して、黄色の発色がやや劣るが、ジベレリン処理濃度間では、300ppmが黄色の発色が良い。(表4)。
  5. 以上のことから、ジベレリン処理はヒュウガナツの無核果と結果促進と果実肥大に効果がある。
成果の活用面・留意点
  1. ジベレリン処理は、満開7~10日後に300~500ppm1回散布が適当である。
  2. ジベレリンのは、薬価の点から花(幼果)の部分を中心に散布する。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1997~1998
研究担当者山口秀一、串間新一、濱田保典、二見久雄
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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