ブドウの自発休眠完了時期及び低温要求量

ブドウの自発休眠完了時期及び低温要求量

タイトルブドウの自発休眠完了時期及び低温要求量
要約ブドウ「巨峰」及び「高墨」の自然条件下での自発休眠完了時期及び摂氏7.2度以下の低温要求量は、それぞれ長崎県と鹿児島県では12月第4半旬で300~ 400時間、大分県と宮崎県では1月第1半旬で400~600時間である。鹿児島県果樹試験場・北薩支場、長崎県果樹試験場・落葉果樹科、大分県農業技術センター・果樹部、宮崎県総合農業試験場・果樹特産部
担当機関宮崎県総合農業試験場 果樹特産部
鹿児島県果樹試験場 北薩支場
大分県農業技術センター 果樹部
長崎県果樹試験場 落葉果樹科
連絡先0996-42-0049
区分(部会名)果樹
区分(部会名)九州農業
専門栽培
研究対象果樹類
分類普及
背景・ねらいブドウは、正常な発芽、開花をするためには他の落葉果樹と同様に一定の低温に遭遇し、自発休眠を完了しなければならない。暖地の落葉果樹では、年により秋冬季の低温の不足が自発休眠の完了しない原因となり、発芽、開花の不ぞろいや開花遅延等の問題が生じている。そこで、ブドウの栽培適地の判定や施設栽培における加温開始時期を決定する際の指標とするため、秋冬季の11月1日からの摂氏7.2度以下の低温遭遇時間を基に、自発休眠完了時期及び低温要求量を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 長崎県(大村市)では、ブドウ「巨峰」の自発休眠完了時期及び摂氏7.2度以下の低温要求量は12月22日で300時間である(表1)。
  2. 大分県(宇佐市)では、ブドウ「高墨」の自発休眠完了時期及び摂氏7.2度以下の低温要求量は1月5日で600時間である(表1)。
  3. 宮崎県(佐土原町)では、ブドウ「高墨」の自発休眠完了時期及び摂氏7.2度以下の低温要求量は1月1日で372時間である(表1)。
  4. 鹿児島県(東郷町)では、ブドウ「巨峰」及び「高墨」の自発休眠完了時期及び摂氏7.2度以下の低温要求量は12月20日で368時間である(表1)。
成果の活用面・留意点
  1. 九州地域の果樹栽培地帯に利用する。
  2. 自然低温遭遇時間は年次、地域によって差があるので、地域ごとに秋冬季の11月1日からの摂氏7.2度以下低温遭遇時間を確認する必要がある。
具体的データ
図表
予算区分助成試験(地域重要)
研究期間1997~1998
研究担当者下田透、加来靖英、熊本修、広瀬正純、今村幸久、佐藤吉史、佐野憲二、坂口徳光、森田昭、西元直行、中尾茂夫、木崎賢哉、林田誠剛、鈴木敏克
発表論文ブドウの自発休眠完了に必要な低温要求量、園芸学会雑誌、67別2、1998.
自然条件下におけるブドウの自発休眠完了に必要な低温要求量、九州農業、研究、60、1998.
落葉果樹の低温遭遇時間による休眠完了予測、九州農業研究、60、1998.
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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