茶園用ペースト状肥料かん注施肥機の開発

茶園用ペースト状肥料かん注施肥機の開発

タイトル茶園用ペースト状肥料かん注施肥機の開発
要約茶園用ペースト状肥料かん注施肥機をメーカーと共同開発した。この機械によるかん注施肥の作業時間は10a当たり約25分である。また、本機は傾斜地、礫に富む圃場において、平坦地と同様に高い精度でかん注作業を行うことができる。
担当機関福岡県農業総合試験場 八女分場 茶研究室
連絡先0943-42-0292
区分(部会名)九州農業
専門機械
研究対象工芸作物類
分類普及
背景・ねらい茶栽培において、生産性の向上と環境保全の観点から有効な施肥技術の一つとして、ペースト状肥料のかん注施肥法があげられる。しかし、現在のかん注施肥作業では、専用の機材が存在するものの、人力作業によるため、多大な手間と労力を要している。そこで、茶園において省力的にかん注施肥作業が行える自走式かん注施肥機の開発に取り組む。
成果の内容・特徴
  1. 野菜畑用のかん注施肥機をベース機として、茶園用の自走式ペースト状肥料かん注施肥機をM社と共同で開発した(図1)。
  2. 本機は、10a当たり約25分の作業時間で、深さ16cmの土中に30cmのかん注ピッチ、2条(条間35cm)でのかん注施肥作業を行うことができる(表1)。
  3. 本機は8度の傾斜圃場や礫にすこぶる富む圃場においても高い精度でかん注作業を行うことができる(表2、表3)。
成果の活用面・留意点
  1. この機械の使用にあたっては、28cm以上の畦間、80cm以上の旋回スペース及び段差のない圃場への進入ルートの確保が必要である。
  2. 本機はかん注地点に径15cmを超える礫を有する圃場では、作業安定性を欠くことがある。
具体的データ
図表
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予算区分国庫助成(地域特産農作物用機械開発促進事業)
研究期間1997~1998
研究担当者江上修一、久保田朗、森山弘信、清水信孝、中村晋一郎
発表論文茶園用ペースト状肥料かん注施肥機の開発、茶業研究報告、第87号(別冊)、1998.
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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