超音波測定による黒毛和種去勢牛の生後22か月以降の脂肪交雑推定法

超音波測定による黒毛和種去勢牛の生後22か月以降の脂肪交雑推定法

タイトル超音波測定による黒毛和種去勢牛の生後22か月以降の脂肪交雑推定法
要約黒毛和種去勢牛の脂肪交雑(BMS)を生後22か月で超音波測定することにより、それ以降の脂肪交雑の変化を推定することができる。佐賀県畜産試験場・大家畜部・肉用牛研究室
担当機関佐賀県畜産試験場 大家畜部 肉用牛研究室
連絡先0954-45-2030
区分(部会名)九州農業
専門飼育管理
研究対象家畜類
分類普及
背景・ねらい脂肪交雑の予測が、肥育期の早い時期にできれば、それに応じた出荷時期の決定や飼料給与の変更が可能となり、効率的な肥育による経営の改善が期待される。そこで、超音波測定により、その後の脂肪交雑の推定法を確立する。
成果の内容・特徴スーパーアイミート(富士平工業製)を用いて78頭(13戸)を肥育開始時から3か月ごとに測定した。測定方法は、牛体左側の肩甲骨後縁から約10cm後方にプローブを当て、ゲイン(主55、近距離24、遠距離1.5)およびフォーカス(F2、F3)を一定にして測定し、得られた画像をVTRに録画してその再生画像で判定した。
  1. 生後22か月の超音波測定値により肥育終了時の脂肪交雑等級を推定した結果、格付脂肪交雑等級に対する適合率は3等級が82%、4等級が71%および5等級が79%と高率であったことから、この推定法は実用性がある(表1)。
  2. 肥育終了時の脂肪交雑等級の推定方法は、3等級は生後22か月の超音波測定値がBMS3未満、4等級はBMS3以上および4以下、5等級はBMS4より大である。
  3. 生後22か月以降の脂肪交雑の推定式は、次に示すとおりである。また、その計算例を図1に示した。
推定脂肪交雑(BMS)=生後22か月の測定値+推定等級ごとの22か月以降の増加量(表2)
成果の活用面・留意点
  1. 肥育牛の出荷適否の判定や効率的肥育技術の農家指導に利用できる。
  2. 装置の操作手法や超音波画像の解析にある程度の熟練を要するので、佐賀県畜産試験場で作成した「超音波測定マニュアル」等を利用して、目合わせを行う必要がある。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1999~1999
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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