近赤外分析機「茶成分分析計RT−3」による生葉品質評価の実用性

近赤外分析機「茶成分分析計RT−3」による生葉品質評価の実用性

タイトル近赤外分析機「茶成分分析計RT−3」による生葉品質評価の実用性
要約茶成分分析計RT-3による生葉の品質評価は、熟練者(生葉格付員)の評価とほぼ一致しており、一番茶での実用性は高い。熊本県農業研究センター・茶業研究所
担当機関熊本県農業研究センター 茶業研究所
連絡先096-282-6851
区分(部会名)九州農業
専門加工利用
研究対象工芸作物類
分類指導
背景・ねらい近赤外分析機による生葉の品質評価は、大型共同製茶工場における合葉製造場面での品質格付の指標として利用し、荒茶の品質均一化を図ることや、さらには生葉の品質(成分分析値)に応じた製造法への利用などが考えられる。そのため、生産現場で導入が試みられているDICKY John社製の近赤外分析機「茶成分分析計RT-3」を用いた生葉品質評価の実用性について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 熟練者による生葉品質評価と生葉のNF値(全窒素含量を中性デタージェント繊維含量で割った値)の相関は高く、NF値が生葉の品質評価の尺度として利用できる(図1)。
  2. 成分分析計と化学分析によるNF値の相関は高い(図2)。
  3. 県内2カ所の農協直営製茶工場における生葉格付員による評価と、茶成分分析計による評価(NF値を基準に1~10まで10段階で評価、1が最良、表1)との相関は、2カ所ともに高く、評価値もほぼ一致しており、茶成分分析計による一番茶の生葉品質評価の実用性は高い(図3)。
成果の活用面・留意点
  1. 茶成分分析計による評価と生葉格付員による評価を組み合わせることで、評価精度はさらに高まる。
  2. 一番茶を主体とした結果であるので、二、三番茶の生葉品質評価の実用性については検討が必要である。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1999~2003
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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