温度変色塗料を用いたかまいり製玉緑茶炒り葉機の温度測定

温度変色塗料を用いたかまいり製玉緑茶炒り葉機の温度測定

タイトル温度変色塗料を用いたかまいり製玉緑茶炒り葉機の温度測定
要約温度変色塗料を用いることにより、かまいり製玉緑茶製造に用いる炒り葉機第1円筒の水平方向の温度分布を知ることができる。熊本県農業研究センター・茶業研究所
担当機関熊本県農業研究センター 茶業研究所
連絡先090-282-6851
区分(部会名)九州農業
専門機械
研究対象工芸作物類
分類研究
背景・ねらいかまいり製玉緑茶の製造に用いる炒り葉機の第一円筒は、閉ざされた高温の築炉の中で回転をしているため、内部の温度状況を知ることが困難である。炒り葉機築炉の改造や、バーナーなど熱源の改良試験を行うためには、内部の温度状況を調査する必要がある。不可逆性の温度変色塗料は、一定の温度に達すると変色し、放冷後も変色を維持するため、これを用い炒り葉機第1円筒の水平方向の温度分布状況を把握する。
成果の内容・特徴
  1. 炒り葉機点火前に、第1円筒に各設定温度の温度変色塗料数種類を塗布し、炒り葉終了後、塗料の変色状況を調査することにより、第1円筒水平方向の温度分布状況が推測できる(図1、図2)。また、温度変色塗料による外面温度の測定値と、第1円筒内面に設置された熱電対温度計による最高温度の測定値は、ほぼ近似の値を示す。
  2. 調査は塗料を塗布するだけであるため、現地茶工場の炒り葉機についても簡単に温度分布状況を測定することができる。
成果の活用面・留意点
  1. 温度変色塗料による調査温度は、最高温度のみを示すため、バーナーの火力を一定にした状態で測定する必要がある。
  2. 温度変色塗料による温度分布調査法は、通常の温度測定法では測定困難な機械内部(水乾機、自動乾燥機、てん茶乾燥機など)の温度分布状況の調査が可能である。
  3. 市販されている温度変色塗料(サーモペイント、N社製)の測定温度範囲は摂氏140度~摂氏450度、測定温度精度は、摂氏20度~摂氏50度程度である。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1999~2001
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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