重粘土畑基盤整備圃場における夏播きニンジンの高性能機械化体系

重粘土畑基盤整備圃場における夏播きニンジンの高性能機械化体系

タイトル重粘土畑基盤整備圃場における夏播きニンジンの高性能機械化体系
要約重粘土畑の基盤整備圃場における夏播きニンジン栽培は、長崎農試型テープシーダや乗用管理機、自走式ニンジンハーベスタ等の高性能農業機械を用いることにより、作業時間は10aあたり約43時間と、慣行に比べ約60%の省力化となり、軽作業化も可能となる。長崎県総合農林試験場・経営部・機械施設科
担当機関長崎県総合農林試験場 経営部 機械施設科
連絡先0957-26-3330
区分(部会名)九州農業
専門作業
研究対象根菜類
分類普及
背景・ねらい重粘土畑基盤整備実施圃場における夏播きニンジン栽培の省力・軽作業化を目的として、従来の手作業、歩行型を中心とした作業体系に代わる高性能農業機械による一貫作業体系を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 乗用型を中心とした機械化体系で、トラクタは30kw(40ps)級を使用し、播種はシードテープを用いる。管理作業は乗用管理機、収穫作業は自走式ニンジンハーベスタ、選果・出荷は共同選果施設で行う体系である。
  2. 基盤整備圃場ではマニュアスプレッダ、ブロードキャスタ等を用いることで、圃場準備の作業時間を約3h/10aと慣行の約37%になる。
  3. 播種は長崎農試型テープシーダ(乗用管理機装着型)で畦立て同時播種を行う。シードテープ+灌水で間引き作業が省略できる。
  4. 管理作業は乗用管理機+3連ロータリカルチ+培土板を用いて中耕、培土を行い、乗用管理機+ブームスプレーヤによる防除を行うことで、慣行の約13%になる。
  5. 収穫・運搬作業は自走式ニンジンハーベスタによる一方掘りを行うことで、作業時間は22h/10aと慣行の約60%になる。
  6. 高性能機械化一貫体系を導入し、共同選果施設による選果・出荷を行うことで全作業時間は約43h/10aとなり、慣行の約40%になる。
成果の活用面・留意点
  1. 播種後、安定した発芽を得るためには、キリワラ散布+灌水(15mm程度)を行う必要がある。
具体的データ
図表
予算区分助成研究(地域基幹)
研究期間1999~1999
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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