乗用管理機装着型ニンジン用テープシーダ

乗用管理機装着型ニンジン用テープシーダ

タイトル乗用管理機装着型ニンジン用テープシーダ
要約乗用管理機の後部にシードテープ埋設機、シードテープリール、作溝機等を、前部にマーカを取付けたニンジン用テープシーダである。作業幅約2.4mで、テープ埋設と同時に畦立てができ、作業能率は約 20min/10aで、省力・軽作業化が可能となる。長崎県総合農林試験場・経営部・機械施設科
担当機関長崎県総合農林試験場 経営部 機械施設科
連絡先0957-26-3330
区分(部会名)九州農業
専門機械
研究対象根菜類
分類普及
背景・ねらい乗用管理機をニンジン等の防除や中耕・培土作業に使用し、その適用性が認められた。そこで、さらに汎用利用を図るため乗用管理機装着型ニンジン用テープシーダを開発し、播種・間引き作業の省力・軽作業化並びに機械コストの低廉化を図る。
成果の内容・特徴
  1. 本機は、乗用管理機にワンタッチで脱着できるヒッチを設け、アタッチメントを取付けるツールバ-2本を固定する。後部ツールバーにはシードテープ埋設機4台とシードテープリール8個を、前部ツールバーには作溝機5本を取り付け、また、乗用管理機の前部には伸縮可能なマーカを装備している(写真1、写真2)。
  2. シードテープ埋設機は、テープの埋設深さを安定させるために、前部に円筒輪を1個、後部には鎮圧輪2個を設け、その中間には埋設深さや条間調節が可能なシードテープ誘導管を、直上にはシードテープリールを設けている(写真1、写真2)。
  3. 作業幅は2.4m(8条)、旋回半径は約2mであり、トラクタ装着型テープシーダが作業幅1.8m(6条)、旋回半径約3.6mであるのに比べ、枕地面積や工程数が少なくてすむ(表1)。
  4. ニンジンの栽培様式に応じて、シードテープ埋設機や作溝機の位置調整が容易にでき、また圃場の幅に応じツールバーの幅をせばめたり、シードテープ埋設機等の数を減じて行うことができる。
  5. 作業能率は約20分/10aで、トラクタ装着型や長崎農試式歩行型テープシーダ(4条)の2倍以上となる(表1)。なお、畦立てが必要な栽培様式では、テープ埋設と同時に畦立てができない他機種の場合、歩行型管理機で約40分/10aの別作業が必要となる。
  6. シードテープの押さえは、くし形押さえ器2個を製作して、圃場両端に用いることにより、一人作業ができる。
  7. 発芽率は安定しており、収量・品質は他機種に比べて遜色ない(表2)。
  8. 本機は乗用型管理機を除いて300千円(概算見積額)程度で導入できる。
成果の活用面・留意点
  1. 圃場の凹凸や残さ等があると、テープの埋設不良となりやすいので、耕うん整地を入念に行う。
  2. シードテープ播種の場合は、播種後の灌水を行い、発芽・苗立ちを安定させる。
具体的データ
図表
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予算区分助成試験(地域基幹)
研究期間1999~1999
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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