パパイア「サンライズ」の温湯処理と低温処理による貯蔵

パパイア「サンライズ」の温湯処理と低温処理による貯蔵

タイトルパパイア「サンライズ」の温湯処理と低温処理による貯蔵
要約パパイヤ「サンライズ」は、二分熟果実を用い、摂氏48度で温湯処理した後に、摂氏25度で7日間追熟させて可食状態にすると、摂氏5度で2週間の鮮度保持が可能である。また、炭疸病の発生も防止できる。沖縄県農業試験場・化学部・流通加工研究室
担当機関沖縄県農業試験場 化学部 流通加工研究室
連絡先098-884-9911
区分(部会名)九州農業
研究対象果樹類
分類指導
背景・ねらいパパイヤの成熟は樹株の下部果実から順に始まるため、収穫された果実の熟度には不均一の場合が多い。今後,特産果樹として生食用パパイヤの生産拡大を図るためには、市場に定品質で安定的に流通させることが重要な課題となっている。そこで、収穫直後の冷蔵の可否、追熟条件の設定および追熟後の冷蔵貯蔵の可能性について検討し、パパイヤの商品化技術の向上を図る。また、パパイヤに頻発する病害「炭疸病」の防止方法についても併せて検討し、防止技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 二分熟(二割程度黄化)果実を摂氏25度で追熟させると、呼吸量、果実の軟化および果皮の黄化の増加が3日目から認められ、5日目には顕著になる。未黄化(黄化開始以前)果実の追熟は困難である(図1)。
  2. 摂氏48度の温湯に20分間の浸漬処理は果実の追熟に影響を及ぼさず、炭疸病の発生を顕著に抑制する。温湯処理後の追熟完了に要する期間は、摂氏25度で7日、摂氏20度では11日である。摂氏52度で温湯処理すると追熟が困難である(表1)。
  3. 摂氏48度の温湯処理後に摂氏25度で7日間追熟させた果実は、摂氏5度で貯蔵すると、炭疸病が発生することなく、2週間の鮮度保持が可能である(表2)。
成果の活用面・留意点二分熟したパパイヤ「サンライズ」の貯蔵及び鮮度保持の参考資料とする。
具体的データ
図表
図表
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予算区分助成試験(地域重要新技術)
研究期間1998~1999
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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