ジベレリンの冬期散布によるカンキツ「不知火」の着花抑制効果

ジベレリンの冬期散布によるカンキツ「不知火」の着花抑制効果

タイトルジベレリンの冬期散布によるカンキツ「不知火」の着花抑制効果
要約「不知火」にジベレリンを25~50ppmの濃度で、12月下旬~1月下旬に散布すると、着花抑制される。特に、直花や総状花の減少程度が大きい。また、発生する新梢は増加し、新梢長、節間長は長くなる傾向にある。熊本県農業研究センター・果樹研究所・常緑果樹部
担当機関熊本県農業研究センター 果樹研究所 常緑果樹部
連絡先0964-32-1723
区分(部会名)九州農業
区分(部会名)果樹
専門栽培
研究対象果樹類
分類研究
背景・ねらい現在栽培されている「不知火」は、樹勢が低下しはじめると結果母枝に弱小枝が発生しやすく、同時に過剰着花に陥りやすい。この花の多くは落花(果)して樹体の貯蔵養分を浪費し、樹勢低下を助長することが懸念される。この過剰着花を最小限にくい止める方法として、ジベレリンの冬期散布による着花抑制効果を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 散布時期は12月下旬、1月下旬ともに同様の着花抑制効果が得られる(表1)。
  2. 直花や総状花の減少程度が大きい(表1、表2、表3)。
  3. 散布により、発生する新梢数は増加し、新梢長、節間長は長くなる傾向にある(表2、表3)。
  4. 散布濃度は、25ppm以上で安定した効果がみられる(表1、表2、表3)が、経済性を考えると25~50ppmが適当と思われる。
成果の活用面・留意点
  1. 「不知火」に対して翌年の着花が多く、新梢発生不足が懸念されるような場合に使用する。
  2. 散布時期は12月下旬から1月下旬で、果実の収穫後に散布する。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1999~2000
発表論文ジベレリンによるカンキツ`不知火''の着花抑制効果、園芸学会九州支部研究集録、第8号、2000.
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

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