マンゴー葉の鉄欠乏診断法

マンゴー葉の鉄欠乏診断法

タイトルマンゴー葉の鉄欠乏診断法
要約マンゴー葉に発生する黄化症状の要因とされる鉄欠乏症の正確な診断方法としては、全鉄測定法と比較して、オルトフェナントロリンを使用する二価鉄測定法が簡易で優れている。沖縄県農業試験場・宮古支場・園芸研究室
担当機関沖縄県農業試験場 宮古支場 園芸研究室
連絡先09807-2-2033
区分(部会名)九州農業
区分(部会名)果樹
専門栽培
研究対象他の果樹類
分類研究
背景・ねらい島尻マージ地域(琉球石灰岩土壌)のマンゴーの黄化症は鉄欠乏が原因である事が示唆されてきたが、従来の測定法では、正常葉より黄化した葉の鉄含量が多い場合があり、正確な鉄欠乏の判定が困難であった。そのため、葉中の鉄分のうち二価鉄を測定し、正確な鉄欠乏症の診断方法を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 全鉄含量値と葉緑素計値(SPAD値)との間には、有意な相関は得られない(図1)。
  2. オルトフェナントロリンを使用した二価鉄含量値と葉緑素計値との間には、正の高い相関関係(r=0.89**)がある(図2)。
  3. オルトフェナントロリンを使用した二価鉄測定法は生葉を使用するため、従来の乾燥処理や酸を用いた分解過程が要らないことから非常に簡易である。
  4. 以上のことから、二価鉄測定法は、鉄欠乏診断法として簡易で優れている。
成果の活用面・留意点
  1. 黄化症の原因解明に資し、マンゴーの安定生産に寄与する
具体的データ
図表
図表
予算区分県単
研究期間2000~2000
研究担当者砂川喜信、秋和さやか、河野伸
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

研究成果情報アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat