土壌くん蒸剤と土壌混和殺菌剤(粉剤)の体系処理によるジャガイモそうか病の防除法

土壌くん蒸剤と土壌混和殺菌剤(粉剤)の体系処理によるジャガイモそうか病の防除法

タイトル土壌くん蒸剤と土壌混和殺菌剤(粉剤)の体系処理によるジャガイモそうか病の防除法
要約暖地バレイショ連作栽培地帯では,土壌くん蒸剤(クロルピクリンくん蒸剤)と土壌混和殺菌剤(フルスルファミド粉剤,フルアジナム粉剤)の体系処理でそうか病の発生を効果的に制御できる。長崎県総合農林試験場・愛野馬鈴薯支場・環境科、鹿児島県農業試験場・病虫部、鹿児島県農業試験場・大隅支場・畑作病虫研究室
担当機関鹿児島県農業試験場 大隅支場 畑作病虫研究室
鹿児島県農業試験場 病虫部
長崎県総合農林試験場 愛野馬鈴薯支場 環境科
連絡先0957-36-0043
区分(部会名)九州農業
専門作物病害
研究対象いも類
分類普及
背景・ねらい暖地バレイショ生産地帯では,長年に亘る強度連作によりそうか病などの土壌病害が大発生し,クロルピクリンくん蒸剤による土壌消毒を植付前に行うことで生産を維持している。クロルピクリンくん蒸剤は,作付け前毎に1回使用されているため,二期作条件下では年間2回の使用回数となる。しかし,現地ではクロルピクリンくん蒸剤の使用による人畜等への危被害の発生が多いことから,本剤の使用を減らした防除法の開発が強く要望されていた。このため,春作(1作目)にクロルピクリン剤処理を行い秋作(2作目)に土壌混和殺菌剤(粉剤)処理をする体系で,年間での土壌くん蒸剤の使用量を低減させたそうか病の防除法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. ジャガイモそうか病はクロルピクリン剤と土壌混和殺菌剤との体系処理により,2作目(粉剤処理時)のそうか病防除効果はクロルピクリン剤連用の場合と同等の防除効果を示し,年間を通じて効果的な防除が可能である(表1)。
  2. 体系処理区の粉剤処理時(2作目)のジャガイモの可販塊茎数とその収量は,クロルピクリン剤連用の場合に比べ低下する傾向を示す(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 暖地バレイショ連作栽培地帯のジャガイモそうか病の防除に適用できる。
  2. クロルピクリン剤を使用しない作(2作目)では,増収のため密植や肥培管理等の対策を講じる必要がある。
具体的データ
図表
図表
予算区分指定試験(長崎愛野)
研究期間2000~2000
研究担当者仲川晃生1)、菅康弘、大司さえき2)、和泉勝一2)、福永求3)、上和田秀美3)(長崎総農林試愛野、1)現農研センター、2)鹿児島農試、3)鹿児島農試大隅)
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

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