スクミリンゴガイに対するコイの捕食能力

スクミリンゴガイに対するコイの捕食能力

タイトルスクミリンゴガイに対するコイの捕食能力
要約体長40cmのコイは、重さ1g(殻高16mm程度)のスクミリンゴガイを1日当たり約250頭、体長15cmのコイは重さ0.1g(殻高7mm程度)の貝を1日当たり約200頭捕食が可能である。また、体長40cmのコイは重さ6g(殻高30mm程度)の貝、15cmのコイは重さ0.1g(殻高7mm程度)の貝まで捕食が可能である。
担当機関九州農業試験場 害虫生態制御研究室(九州沖縄農業研究センター地域基盤研究部害虫生態制御研究室)
大分県農業技術センター 植物防疫部
連絡先0978-37-1141
区分(部会名)九州農業
専門作物虫害
研究対象稲類
分類研究
背景・ねらいスクミリンゴガイは、国内において野生化により被害が顕在化して以降、有力な天敵が確認されていない。しかし、一方で湖沼等の生息適地で本貝が生息していないことも多く、有力な在来天敵の存在が示唆される。そこで有力な天敵の可能性のあるコイについて貝に対する捕食能力の科学的評価が求められていた。
成果の内容・特徴
  1. 恒温室内(14L、10D、摂氏25度±1度)に設置したプラスティック水槽(69cm×49cm×43cm)では、餌としてスクミリンゴガイをのみを与えた場合、体長40cmのコイは、重さ1g(殻高16mm程度)の貝を1日当たり239.8±57.2(平均±標準偏差)頭捕食可能である(図1)。
  2. 体長15cmのコイは、重さ0.1g(殻高7mm程度)の貝を1日当たり197.3±60.8頭捕食可能である(図2)。
  3. 体長40cmのコイは重さ6g(殻高30mm程度)の貝まで捕食が可能であり、また、体長15cmのコイは重さ0.1g(殻高7mm程度)の貝まで捕食が可能である(図3、図4)。
成果の活用面・留意点
  1. コイを用いたスクミリンゴガイの生物防除を行う際の基礎資料となる。
具体的データ
図表
図表
図表
図表
予算区分国庫助成(地域基幹)
研究期間2000~2001
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

研究成果情報アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat