ガラス化保存法による牛凍結体外受精卵の融解後の生存率向上

ガラス化保存法による牛凍結体外受精卵の融解後の生存率向上

タイトルガラス化保存法による牛凍結体外受精卵の融解後の生存率向上
要約発生培養7~9日目の体外受精卵を用い、凍結方法別の生存率の検討を行ったところ、ガラス化保存することで、有意に高い融解後の生存率が得られる。また、ガラス化保存した体内受精卵は、融解後培養した方が高い受胎率が得られる。
キーワード受精卵、ガラス化保存
担当機関佐賀県畜産試験場 大家畜部 家畜育種研究室
区分(部会名)九州沖縄農業
分類科学、参考
背景・ねらい受精卵の効率的利用を図るため体外受精卵を用いて、凍結方法の検討を行った。凍結には、ダイレクト法やガラス化法が用いられているが、融解後の生存率に差がみられる。このため凍結法による生存率の比較とガラス化法による受精卵のステージとの関連を調べた。また、ガラス化保存の受胎性を調べるため、体内受精卵を使った移植試験を行った。
成果の内容・特徴
  1. GESP-X法によって体外受精卵をガラス化保存することにより、他の凍結方法に比べ融解後培養72時間において有意に高い生存率が得られる(表1、表2)。
  2. VSEDA法、GESP-Xガラス化保存法では、受精卵のステージを選択することによって、融解後の生存率が向上する(表1、表3)。
  3. GESP-Xガラス化保存した体内受精卵を移植したところ、培養区(3時間培養)で87.5%、非培養区で12.5%の受胎率が得られる(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 体外受精卵の凍結には、高ランクでステージにあったガラス化保存法を用いる。
  2. 移植例数が少ないことから、試験継続中である。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間1995~2002
発行年度2001
収録データベース研究成果情報

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