高温期のコマツナ養液栽培(NFT)における品質向上

高温期のコマツナ養液栽培(NFT)における品質向上

タイトル高温期のコマツナ養液栽培(NFT)における品質向上
要約高温期におけるコマツナの養液栽培において、NaClを培養液の0.2%程度添加すると、葉色、葉の厚さ、日持ち性、アミノ酸含量、ビタミンC含量、食味等の品質が向上する。
キーワードコマツナ、養液栽培、NaCl、品質向上
担当機関佐賀県農業試験研究センター 三瀬分場 山間畑作研究室
区分(部会名)九州沖縄農業
分類技術、普及
背景・ねらい高温期で特に日射量の少ない梅雨期におけるコマツナの養液栽培では、葉色や日持ち性の低下が、生産および流通上の大きな問題となっている。そこで、NaCl添加による水分ストレスを利用した品質向上技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. NaClの添加濃度が低い場合、生体重や葉面積が増大するが、高濃度になるとやや小さくなる(表1)。
  2. NaCl添加により葉色は濃く、葉は厚くなる(表1)。
  3. 収穫後の日持ち性はNaCl添加の濃度が濃くなるほど向上する(表1)。
  4. NaCl添加により収穫時のアミノ酸含量およびビタミンC含量は増加する(表2)。
  5. NaCl添加により香り、味、甘みが増加し、食味は向上する(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 培養液に添加するNaCl濃度を0.1%以下にするとコマツナ葉縁が黄白化する障害が発生することがあるため注意する。
  2. NaClは苗定植時に培養液中に添加する。添加濃度0.2%でECは3.5dS/m程度上昇するので、定植後は標準液でNaCl添加時のECに調整しながら栽培する。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間2000~2002
発行年度2001
収録データベース研究成果情報

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