ギニアグラス「ナツコマキ」の飼料成分

ギニアグラス「ナツコマキ」の飼料成分

タイトルギニアグラス「ナツコマキ」の飼料成分
要約ギニアグラス「ナツコマキ」の生草1番草の飼料成分は、「ナツカゼ」に比べると、粗蛋白質含量が高く、総繊維含量が低い。また、サイレージに調製した場合は、細胞内容物質と総繊維の消化率が高く、良質な粗飼料である。
担当機関飼料作物研究室
福岡農総試 畜研 飼料部
連絡先092-925-5229
区分(部会名)九州沖縄農業
分類技術、参考
背景・ねらいギニアグラスは暖地型イネ科牧草の中では栄養収量は多いが、太茎等により収穫、調製が困難であり、ロールベール体系に適していないことから、普及上の問題点となっている。近年、これまでの品種「ナツカゼ」よりも細茎で乾燥が速くロールベール体系に適した新品種「ナツコマキ」が育成されたが、その飼料成分組成等は不明である。そこで、「ナツコマキ」の生育時期別飼料成分組成及びサイレージに調製した場合の飼料成分の消化特性を明らかにし、農家の自給粗飼料生産に役立てる。
成果の内容・特徴「ナツコマキ」は、「ナツカゼ」に比べて次のような飼料成分の特性を有する。
1.
生草の穂孕期から出穂後7日までの飼料成分組成は、粗蛋白質含量が高く、総繊維含量は低い(表1、図1)。
2.
サイレージ調製時の穂孕期と出穂期の飼料成分組成は、細胞内容物質が多く、総繊維含量が少ない。また、細胞内容物質と総繊維の消化率が高い(表2、図2)。
3.
サイレージ調製時の繊維成分の消化率は、生育に伴い粗繊維、総繊維、低消化性繊維が低下する(表2)。
4.
サイレージの栄養価は、「ナツカゼ」に比べると高い(表2)。
成果の活用面・留意点1.
ギニアグラス「ナツコマキ」を利用した作付計画を立てる際の参考として活用できる。
2.
牛に給与する場合、フォーレージテストで飼料成分を把握する。
具体的データ
図表
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予算区分助成試験(新技術)
研究期間1999~2002
研究担当者藤吉弘子、棟加登きみ子、梅田剛利、井上信明、平川達也
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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