高消化性遺伝子bmr-18がソルガムの引き抜き抵抗値に及ぼす影響

高消化性遺伝子bmr-18がソルガムの引き抜き抵抗値に及ぼす影響

タイトル高消化性遺伝子bmr-18がソルガムの引き抜き抵抗値に及ぼす影響
要約要約 交配親の引き抜き抵抗値(根張りの指標)が異なる2組合せのF2、F3集団を用い、高消化性遺伝子bmr-18が引き抜き抵抗値に及ぼす影響を検討した結果、組み合わせる素材によって、引き抜き抵抗値の高いbmr-18保有個体の選抜が可能である。キーワード
区分(部会名)畜産草地
成果の内容・特徴
1.
交配親間で引き抜き抵抗値および高消化性遺伝子の有無を異にする2組合せ「那系MS-3B(低、bm・bmr-18)×M91034(低、Normal)」と「那系MS-3B(低、bm・bmr-18)×JN115(高、bm)」のF2、F3集団について収穫期に個体別の引き抜き抵抗値を測定した。表現型により、前者の組合せでは&bm・bmr&、&bmr&、&bm&、&Normal&の4グループに、後者の組合せでは&bm・bmr&、&bm&の2グループに分けて引き抜き抵抗値を比較した。
2.
種子親、花粉親ともに引き抜き抵抗値の低い「那系MS-3B×M91034」では、F2、F3世代ともにbmr-18遺伝子のホモ個体はNormal個体に比較して、引き抜き抵抗値の低下は認められない(表1)。
3.
引き抜き抵抗値が種子親で低く、花粉親で高い「那系MS-3B×JN115」では、F2、F3世代ともにbmr-18遺伝子のホモ個体は、bm個体に比較して、引き抜き抵抗値は有意に低下する(表1)。
4.
いずれの組合せでも引き抜き抵抗値の個体間差異は大きく、F3集団において引き抜き抵抗値が100kgf以上のbmr-18遺伝子ホモ個体は、「那系MS-3B×M91034」では10個体 、「那系MS-3B×JN115」では22個体である(図1)。
5.
以上より、組み合わせる素材によって、引き抜き抵抗値の高いbmr-18遺伝子のホモ個体の選抜・育成は可能である。
成果の活用面・留意点【成果の活用面・留意点】
1.
高消化性遺伝子bmr-18およびbmを持つ耐倒伏性品種育成の基礎的知見として活用できる。
2.
耐倒伏性の選抜では、引き抜き抵抗のほかに稈の強度についても検討する必要がある。
発行年度2001
収録データベース研究成果情報

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