雨よけトマト栽培における防除機の利用に適した栽植様式 愛媛農試

雨よけトマト栽培における防除機の利用に適した栽植様式 愛媛農試

タイトル雨よけトマト栽培における防除機の利用に適した栽植様式 愛媛農試
要約雨よけトマト栽培において、自走式防除機を効率よく使うには、5.4m間口ハウスでは、両端を1条植、中央の2うねを2条植にした改良4うね栽培が適する。愛媛県農業試験場久万試験地
担当機関愛媛県農業試験場久万試験地
連絡先0892-21-0011
区分(部会名)四国農業
専門栽培
研究対象果菜類
分類普及
背景・ねらい久万地域のトマト栽培農家では、防除作業の省力化を図るため、自走式防除機(本体長1,043mm×幅450mm)を導入しているが、慣行の栽植様式(間口5.4m、うね幅180cm×3うね、2条植)では、ハウスの端の通路を機械が走行しにくく、ノズルがパイプに接触し転倒するなどの問題が発生しているため、防除機の利用に適した栽植様式について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 両端を1条植、中央の2うねを2条植にした改良4うね栽培では、慣行栽培と同数の栽植本数が確保できる(2,222株/10a)(図1)。
  2. 防除時に、慣行栽培では端の通路を含めて機械が4往復する必要があるが、改良4うね栽培では3往復で済むため、走行距離が大幅に短縮される。
  3. 人や機械がパイプの横を通ることがないため作業性が良く、防除機のノズルがパイプに接触し転倒するなどの問題がない。
  4. 果実の収量や品質は、慣行栽培と比べ大差ない(表1、表2)。

成果の活用面・留意点
  1. 改良4うね栽培は、吊り下げを行わない低段摘心栽培に特に適するが、長段どりで吊り下げを行う場合、端列(1条植)の数株はハウスからはみでるため、主枝を適宜配置する。
  2. 改良4うね栽培は、両端のうねが従来よりやや外側にあるため、降雨対策に留意する。(サイドの開閉、敷きワラなど)
 
具体的データ
図1
表1
表2
予算区分国補(地域基幹)
研究期間1998~1998
研究担当者角田和利、中地敏文
発表論文なし
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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