冬期黒潮変動と翌年のサンマCPUEの関係を利用した漁海況予測について

冬期黒潮変動と翌年のサンマCPUEの関係を利用した漁海況予測について

タイトル冬期黒潮変動と翌年のサンマCPUEの関係を利用した漁海況予測について
要約現在のサンマ漁況予測は、主に漁期前の春~夏季に実施する調査船稚仔等採集調査結果を基に行われている。サンマ資源変動の原因はよく分かっていないが、冬期の黒潮変動と翌漁期のサンマCPUEの関係の解析により両者には高い相関関係があることが確認された。 この関係を利用することにより従前よりも早い時期に予測を行うことが可能となった。
担当機関茨城県水産試験場海洋漁業部
連絡先029-262-4158
区分(部会名)水産
専門資源生態
研究対象さんま
分類研究
背景・ねらいサンマ資源は年代等により大きく資源を変動させていることが知られている。しかしその資源の変動要因等はよく分かっていない。
サンマは東北海域における重要な漁獲対象種の一つとなっており精度の高い漁況予測が求められている。従前の予測手法は、春~夏季を中心にした調査船採集調査により行うものが主体であるが、これ以外の漁況予測手法の開発を模索した。
成果の内容・特徴
  1. サンマのCPUE変動は、漁期前年の10月から翌3月ころにかけての黒潮周辺海域の水温環境等と高い相関関係にあることが判明し、冬期産卵期を中心とした海洋環境が重要な資源変動要因となっている可能性が高いことが推察された。
  2. 上記関係から、従前より早い時期にサンマ水揚動向(CPUE)を予測する関係式が得られた。
成果の活用面・留意点より予測精度を高めるよう引き続き検討していく必要がある。
具体的データ
図表
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予算区分我が国周辺漁業資源調査
研究期間1995~1998
研究担当者海老沢良忠、須能紀之
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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