リアルタイムの漁況・海況情報提供システムの構築

リアルタイムの漁況・海況情報提供システムの構築

タイトルリアルタイムの漁況・海況情報提供システムの構築
担当機関愛媛県水産試験場 開発室 宇野奈津子
連絡先0895-29-0236
区分(部会名)水産
背景・ねらいねらい・目的:
水産研究成果情報「豊後水道東岸域における浮魚類の漁獲と海水温の関係」の成果をふまえ、漁況情報および海況情報をリアルタイムで提供するとともに、日々その関連性を検証することによって、漁海況予報の精度向上を図る。
成果の特徴:
  • TACのA-formatデータから主要魚種の水揚量を集計する簡易なソフトを作成し、関係漁協の協力を得てA-formatデータを毎日メールで受信することにより、リアルタイムの水揚量の把握を可能とした。これを、通信衛星を利用してリアルタイムで取得した水温データと重ね合わせてグラフ表示し、HPで情報提供を行った。
  • HPでは、漁獲の背景となる海況の把握を目的として、さらに次の海況関連情報を掲載した。
    水温情報:
    従来のリアルタイム水温データ(折れ線グラフ)に加えて、黒潮系暖水の水平的な波及状況を把握するイソプレットと、底入り潮や暖水の侵入状況を把握する鉛直的なイソプレットの2種類を掲載し、沿岸域の海況の変化がわかりやすいよう示した。
    衛星情報:
    海色(クロロフィル)画像とNOAA(水温)画像を並べて表示し黒潮系暖水を視覚的に捉えるとともに、沿岸域の水温上昇を伴わない沖合域の暖水波及についてもわかりやすいよう示した。
    流況速報:
    試験船が航行した都度、ADCPデータから潮流成分を除去した残差成分をNOAA(水温)画像と重ね合わせて掲載し、黒潮系暖水の動きがベクトルでわかりやすいよう示した。
  • 以上により、リアルタイムの漁況・海況情報をHPで総合的に提供するシステムを構築した。
成果の活用面・留意点
  • 水試HP(http://www6.ocn.ne.jp/~aisuishi/)で広く情報提供した。(土日祝日以外は毎日更新)
  • リアルタイムの情報であるため、毎日、海況と漁況の関連性を検証しながら漁海況予報を行う。
  • 海況と海況との関連をさらに詳しく解析するための資料とする。
具体的データ
図表
発行年度2003
収録データベース研究成果情報

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