タイトル | 岩盤清掃によるイワガキ増殖技術の開発 |
担当機関 | 鳥取県栽培漁業センター 鳥取県栽培漁業センター 増殖技術科 |
連絡先 | 0858-34-3321 |
区分(部会名) | 水産 |
背景・ねらい | イワガキ漁場の主体は波消しブロック等のコンクリート構造物であるが、一度漁獲すると新たな稚貝の付着が少なく、漁場として成り立たなくなることが知られている。そこで、構造物の付着物を除去することで稚貝の付着を促進させ漁獲資源の増殖を図る技術開発を行った。
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成果の内容・特徴 | - イワガキ産卵盛期の約1ヶ月後(9~10月)に付着面を清掃することでイワガキ幼生が高密度に付着することが判明した。
- 清掃器具としては、水平面では油圧式水中グラインダー(図2)での作業効率が良好であり、立体的な場所ではエアー・ケレン(図3)の使用が効率的であった。
- 事業化に向け、水中グラインダーで行う場合の作業効率を明らかにした。
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成果の活用面・留意点 | 各浜で岩盤清掃技術を用いた稚貝の増殖を行うことで、イワガキを県の特産品として維持していくことが可能となる。(H15年度から事業化され2地区で実施中。)
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具体的データ |
図表 |
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予算区分 | 県単事業 |
研究期間 | 1995~2002 |
研究担当者 | 氏 良介 |
発行年度 | 2004 |
収録データベース | 研究成果情報 |