電子秤量式結露計による濡れ時間の遠隔計測

電子秤量式結露計による濡れ時間の遠隔計測

タイトル電子秤量式結露計による濡れ時間の遠隔計測
要約シミュレーションモデルBLASTLによるいもち病の発生予察に必要なイネ葉面のぬれ時間の観測のため、従来の濾紙重量式結露計を改良した電子秤量式結露計を開発した。遠隔地に複数の観測地点があっても電話回線を使用して観測データを自動収集することが可能あり、データからのぬれ時間の読みとりも自動化された。
担当機関福島県農業試験場 病理昆虫部
連絡先0249-32-3020
区分(部会名)東北農業
専門病害虫
研究対象稲類
分類指導
背景・ねらいシミュレーションモデルBLASTLによるいもち病の発生予察には、イネ葉面のぬれ時間の
観測が必要である。従来は濾紙重量式の結露計を特定の地点に設置して観測していたが、いもち病の発生予察を随時実施するためにはその都度結露計の観測データを
収集する必要があり、遠隔地に観測地点がある場合には対応が困難となる場合が
多かった。このため、いもち病発生予察の効率的な運用をはかるためにぬれ時間観測の
データを自動収集できる装置とシステムを開発する必要があった。
成果の内容・特徴
  1. 戸紙重量式の結露計を改良した電子秤量式結露計は遠隔地に設置した場合にも
    任意の時点で電話回線を利用して観測データを自動収集することが可能である
    (図1)。
  2. 収集したデータからぬれ時間の読みとりが自動化され、シミュレーションモデル
    BLASTLの実行データとして直接に入力えきるようになった
    (図2)。
  3. 複数地点に設置した場合にも同時にデータの遠隔収集が可能となり、いもち病の
    シミュレーションによる発生予察が効率的に実施できるようになった
    (図2)。
成果の活用面・留意点葉いもちシミュレーションモデルBLASTLに適用して発生予察の資料が得られる。
また、穂いもち発生予察など多くの病害の発生予察と発病環境解析に適用できる
可能性がある。
具体的データ
図1
図2
予算区分指定試験
研究期間1990~1993
発表論文電子式結露計の開発とその特性、東北の農業気象、36、31-33、日本農業気象学会東北部会、1991.
発行年度1992
収録データベース研究成果情報

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