天蚕卵孵化の斉一化技術

天蚕卵孵化の斉一化技術

タイトル天蚕卵孵化の斉一化技術
要約天蚕の大量飼育、多回育にむけて、天蚕卵を催青前に加温処理を行うことで、孵化期間の短縮と孵化の斉一化及び計画的な掃立日の設定と掃立作業の効率化が図られる。
担当機関山形県蚕糸総合研究センター 生物応用部
連絡先0237-53-3175
区分(部会名)東北農業
専門生理
研究対象天蚕
分類指導
背景・ねらい天蚕は個体差が大きく、屋外自然では単独で棲息し、一化性であるため発育経過や
営繭時期、孵化や羽化時期が不斉である。そこで、掃立の計画化と作業効率を図るため、
天蚕卵孵化を揃える手法を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 天蚕卵を催青前に10度Cで加温処理することにより孵化が早まり、孵化期間が3日間短縮
    される。(表1)
  2. 催青予定日前15日間、10度Cで加温処理することで、2日間に90%以上の孵化が得られる。
    (表1)
  3. 天蚕卵の孵化、蚕児の成長への加温による影響は認められない。
    (表1)
成果の活用面・留意点天蚕の計画的掃立と効率化が図られ、大量・多回育を容易にする。
天蚕卵は3月中旬より0度Cで保護したものを用いる。また、加温保護条件下では
湿度80%を保持する。
催青は温度25度C、湿度80%、全暗条件で行う。
具体的データ
表1
予算区分国庫 (大型別枠「新需要創出」)
研究期間1992~1994
研究担当者伊藤聡子、笹原貴宏、東海林衡
発表論文天蚕の催青前処理と孵化について、東北蚕糸研究報告第17号、1992
発行年度1992
収録データベース研究成果情報

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