無エルシン酸「アサカノナタネ」の播種晩限

無エルシン酸「アサカノナタネ」の播種晩限

タイトル無エルシン酸「アサカノナタネ」の播種晩限
要約「アサカノナタネ」の播種晩限は10月下旬で、a当たり播種量が50g、窒素施用量が基肥0.8kg、越冬前追肥0.2kg、抽苔期追肥0.2kgで標準播種期並の子実重が得られる。
担当機関福島県農業試験場 種芸部 畑作研究室
連絡先0249-32-7785
区分(部会名)東北農業
専門栽培
研究対象工芸作物類
分類指導
背景・ねらい大豆の後作になたねを導入する場合、大豆の成熟遅延等により適期播種が困難になることがある。福島県で大豆-なたね体系を安定させるためには、なたねの晩播技術が必要である。大豆収穫後のなたねの播種晩限が従来の「アサヒナタネ」では10月中旬であり、大豆後作なたねの栽培は困難であった。このため、新たに奨励品種となった「アサカノナタネ」の播種晩限および晩播における栽培法を検討し、大豆-なたね体系を確立する必要がある。
成果の内容・特徴
  1. 「アサカノナタネ」は、10月下旬播きでも 6月下旬以前に成熟するため、梅雨が本格化する前に収穫が可能である(表1)。
  2. 10月上旬から下旬までの播種で子実重の低下がみられず、播種晩限は10月下旬である(図1)。
  3. 播種量は基準播と同じくa当たり50gでよい。晩播の子実重はa当たり20kg以上が期待できる(図1)。
  4. 10月下旬播きでは、窒素の施用法による子実重および倒伏程度の差が認められない(図2、3)。
  5. 晩播の窒素施用量は、基準播と同じく、基肥でa当たり0.8kg、越冬前追肥0.2kg、抽苔期0.2kgでよい(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 適用地域は福島県の厳寒地を除く地帯である。
  2. 大豆-直播なたね体系が確立できる。
  3. 黒ボク土地帯では、過繁茂防止のため窒素施肥量を減量する。
具体的データ
表1 播種期の遅れによる成熟期の推移(平4)
図1 播種期による子実重の推移(平4-5)
図2(左) 10月下旬播きにおける窒素施用法と子実重(平4-5)、図3(右) 10月下旬播きにおける窒素施用法と倒伏(平4-5)
予算区分特定研究(高収益畑輪作)
研究期間1992~1993
発行年度1994
収録データベース研究成果情報

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