にんにくにおけるネギコガの第2世代幼虫防除時期の設定法

にんにくにおけるネギコガの第2世代幼虫防除時期の設定法

タイトルにんにくにおけるネギコガの第2世代幼虫防除時期の設定法
要約ネギコガ第2世代幼虫防除適期は、性フェロモントラップによる成虫誘殺の上昇期として設定できる。
担当機関青森県畑作園芸試験場 病虫肥料部
連絡先0176-53-7171
区分(部会名)東北農業
専門作物虫害
研究対象根菜類
分類指導
背景・ねらいにんにくにおけるネギコガ幼虫の茎葉部食害は第2世代幼虫による場合が大きい。
この時期の幼虫食害を茎葉散布によって効率的に防除するには、
散布時期を的確に判断する必要があった。
この散布時期の設定に当たって性フェロモントラップによる
成虫誘殺消長調査が有効であるとする結果が得られたので、
指導上の参考に供する。
成果の内容・特徴
  1. 性フェロモントラップ1台を圃場に設置し、5月中旬頃から成虫誘殺消長調査を行う。
    調査間隔は初誘殺後5日間隔とする。
  2. 成虫誘殺消長調査から、誘殺数の上昇期を把握し、
    この時期を第2世代幼虫防除時期として設定する。
  3. 登録剤のトクチオン乳剤、マブリック水和剤20及びダイアジノン水和剤34は、
    いずれも、本法による防除剤として使用できる。
図1 ネギコガの性フェロモントラップによる誘殺消長と防除時間
表1 散布時期と防除効果
成果の活用面・留意点
  1. 本法により、その年次の防除適期が明らかとなり、
    1回の散布で十分な防除効果が得られる。
  2. 誘殺始めや誘殺最盛期の散布では防除効果は十分でない。
    誘殺数の上昇期を把握するのは厳密には難しいが、初誘殺後、5日間の合計誘殺数が
    50個体以上に達する時期を1つの目安として判断する。
  3. 性フェロモントラップの誘引源は1か月間の持続力を有する。
    粘着板トラップを使用する場合は、粘着板の粘着力の低下に注意し、早めに交換する。
予算区分県単
研究期間1991~1994
発表論文性フェロモン剤等使用の手引き(1993)、日本植物防疫協会(東京)p24~25
発行年度1994
収録データベース研究成果情報

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