スイカの花粉採取用品種'SA75'の特性と栽培方法

スイカの花粉採取用品種'SA75'の特性と栽培方法

タイトルスイカの花粉採取用品種'SA75'の特性と栽培方法
要約スイカの花粉採取用品種'SA75'の特性は、'富士光TR'より早い時間帯で開葯し、低温条件で発芽する花粉が多い。栽培方法は、雄花数を多くするために接ぎ木、摘心栽培とし、交配対象スイカより早めに播種、定植する。
担当機関山形県立園芸試験場 野菜部
連絡先0237-84-4125
区分(部会名)東北農業
専門栽培
研究対象果菜類
分類指導
背景・ねらい山形県の主力品目のスイカは、露地トンネル早熟栽培が主体である。
そのため気象の影響を受けやすく、開花期が低温になると着果が悪く、
生産は不安定となり問題になっている。
そこで花粉採取用品種の特性を明らかにし低温時の実用性を検討する。
成果の内容・特徴スイカの低温時の交配には、花粉採取用品種'SA75'が有効である。
その特性、栽培方法は以下の通りである。
  1. 花粉発芽率は、午前8時採花において15度Cで約15%あり、'富士光TR'の約3倍である。
    また、'富士光TR'より早い時間帯で開葯する(表1)。
  2. 自根では、親づるが伸びやすく側枝の発生が少ないため、接ぎ木を行い、
    摘心してつる数を増やし、雄花数を増加させる(表2)。
  3. 'SA75'の花粉を交配した場合の着果率は、
    '富士光TR'の花粉を交配した場合よりやや高い(表4)。
  4. 交配対象スイカと同時播種では雄花数が少ないので、早目に播種、定植を行う
    (表3)。
  5. 全ての交配を'SA75'で行うと、雄花の開花数からみて、
    交配対象スイカの面積に対して約10%の栽培面積が必要である
    (表3)。
試験の耕種概要。
成果の活用面・留意点雄花はトンネル内で開花させる。
具体的データ
(表1)
(表2)
(表4)
(表3)
試験の耕種概要
予算区分県単
研究期間1997~1997
発表論文なし
発行年度1997
収録データベース研究成果情報

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