極わい性台木JM5,M.27に接いだリンゴ主要品種の結合強度

極わい性台木JM5,M.27に接いだリンゴ主要品種の結合強度

タイトル極わい性台木JM5,M.27に接いだリンゴ主要品種の結合強度
要約マルバカイドウを補助根とするM.27は接き木部で折損するが、JM5は、穂品種を問わずM.27より接き木結合部の結合力が強い。「ふじ」は両台木とも、他の品種よりも結合力が強く、M.27と「つがる」、「ニュージョナゴールド」、「王林」の組み合わせは折れやすい。
担当機関宮城県園芸試験場 栽培部 果樹科
連絡先022-383-8132 
区分(部会名)東北農業
専門栽培
研究対象果樹類
分類研究
背景・ねらいJM5やM.27などの極わい性台木と主要品種との親和性については研究例が少なく、
主要品種をこれらの台木に接ぎ木した場合、品種の生育状況や接ぎ木結合力などの
データの蓄積はほとんどないのが現状である。JM5やM.27と主要品種との
接ぎ木結合力が明らかになれば、支柱などの補強対策を適切に実施できるので、
接ぎ木部の結合力ついて検討する。
成果の内容・特徴
  1. M.27では、「つがる」、「さんさ」、「ニュージョナゴールド」、
    「王林」との接き木部で顕著な肥大が認められる
    (表1)。
    JM5でも同じように接き木部中央が肥大するが、こぶというより、
    台勝ち症状である。特に、「ふじ」でその傾向か強く、
    マルバカイドウの接き木部まで急速に台木が細くなる。
  2. 穂品種に荷重をかけると、M.27では接ぎ目こぶ部分ではずれるように折損するのに
    対して、JM5では穂品種部分あるいは台木部分が折れる。接き目こぶの面積当たり
    の折損荷重は、各品種ともJM5の場合か高く、M.27よりも結合力が強い(
    表1、
    図1、
    図2)。
  3. 「ふじ」は両台木とも、他の品種よりも結合力が強く20kg以上の荷重をかけても折
    れない。逆に非常に折れやすいのはM.27と「つがる」、「ニュージョナゴールド」、
    「王林」の組み合わせで、M.27と「ゴールデン・デリシャス」を親とする品種との
    接き木結合力が弱いと思われる
    (表1)。
成果の活用面・留意点
    JM5を台木に使用すると、M系台木て認められる接き木部位における折損被害は、
    回避できる可能性がある。
具体的データ
(表1)
図1
図2
予算区分国補(地域基幹)
研究期間1998~1998
発行年度1998
収録データベース研究成果情報

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