移動式鶏舎による地鶏の飼育

移動式鶏舎による地鶏の飼育

タイトル移動式鶏舎による地鶏の飼育
要約常に草の生えている場所に移動する鶏舎による地鶏飼育は、鶏の闘争及びつつき行動を減少させ、発育を改善し、放牧地内のリン等の土壌成分を高めるのに有効である。
担当機関青森農林総研畜試 養鶏部
北里大学獣医畜産学部生物生産環境学科
連絡先0175-64-2231 / katsumi_saito@ags.pref.aomori.jp / katsumi_saito@ags.pref.aomori.jp
区分(部会名)東北農業
分類技術、参考
背景・ねらい鶏肉生産は地鶏肉の需要が高まるなか、ビニールハウスなどを利用した放し飼いが増えている。放し飼いによる発育及び食味の改善については、効果があるという報告がある反面、ないという報告もある。放飼場における草の有無が関係していると思われる。また、遊休地への放し飼いによる鶏糞の肥培効果について実証的データは見あたらない。そこで、常に草の生えている場所に容易に移動できる鶏舎を製作し、地鶏の発育、食味及び土壌成分に与える影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 縦5.4m×横3.6m×高さ3.8mのビニールハウスを載せて、トラクターで移動することが可能な車輪付きの架台を製作する(写真1、2、3)。
  2. 移動式鶏舎の体重は10週齢以降、対照区より有意に100~200g重くなる(表1)。
  3. 移動式鶏舎の闘争及びつつき行動は減少する傾向がある(表2)。
  4. 移動式鶏舎の鶏肉はおいしさ、歯応え及び総合評価で好まれる傾向がある(表3)。
  5. 放牧地内のpH、K2O、P2O5は高く、Mn、Zn、Feは低くなる傾向がある(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 地域資源(鶏、飼料、土地)を使った鶏肉生産技術として利用できる。
  2. 適正な飼養衛生管理を行いながら実施する。
具体的データ
図表
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予算区分県単
研究期間2003~2004
研究担当者西藤克己、細川吉晴*(*北里大学)
発行年度2004
収録データベース研究成果情報

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