イチゴ四季成り性品種の株冷蔵苗利用による春定植作型

イチゴ四季成り性品種の株冷蔵苗利用による春定植作型

タイトルイチゴ四季成り性品種の株冷蔵苗利用による春定植作型
要約四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した苗を用いる。
キーワードイチゴ、四季成り性品種、株冷蔵苗、作型
担当機関秋田農試 野菜 花き部
連絡先018-881-3316 / Hayashi-Hiroyuki@pref.akita.lg.jp / Hayashi-Hiroyuki@pref.akita.lg.jp
区分(部会名)東北農業
分類技術、参考
背景・ねらい夏秋期は国内イチゴ生産の端境期にあたり、業務需要の多くは輸入品に頼っている現状である。そこで、設備投資の少ない雨よけ土耕栽培において、四季成り性品種を利用した栽培体系を確立して、出荷期の拡大と農家経営の改善を図る。
成果の内容・特徴
  1. 四季成り性品種の株冷蔵した苗を4月下旬に雨よけ施設内に定植すれば、ポット苗を秋に定植する作型と同等以上の150~170kg/aの可販果収量を得られる(表1)。
  2. 春定植作型の定植適期は4月下旬であり、定植時期が遅くなるにしたがい減収する(表1)。
  3. 春定植作型では7月上旬から10月まで連続収穫できる。秋定植作型では、7月1か月間はほとんど収量がなく、8月上旬から再収穫となる(図1)。
  4. 株冷蔵には、9月までに採苗した苗を用いる。9月に採苗した苗は、7~8月に採苗し露地仮植・養成をした苗と収量差は少なく、露地仮植・養成と株冷蔵処理前の調製にかかる労力を省力化できる(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 春定植作型では、冬期間に土壌消毒が可能となるので、施設を連続利用する栽培ができる。
  2. 四季成り性品種「デコルージュ」と「なつあかり」を用いた成果である。
具体的データ
表1
図1
図2
試験実施場所
予算区分交付金プロ(寒冷地イチゴ)
研究期間2004~2005
研究担当者林 浩之、田口多喜子
発行年度2005
収録データベース研究成果情報

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