DNAマ−カ−による市販緑茶の品種識別

DNAマ−カ−による市販緑茶の品種識別

タイトルDNAマ−カ−による市販緑茶の品種識別
要約開発したDNA抽出法とCAPSマーカーで、市販緑茶の品種識別と、品種識別に基づく品種ブレンド茶の混合割合が推定できる。
キーワードDNA抽出法、CAPSマーカー、品種識別、市販緑茶
担当機関(独)農業技術研究機構 野菜茶業研究所 機能解析部 茶品質化学研究室
連絡先0547-45-4982 / ujiharat@affrc.go.jp / ujiharat@affrc.go.jp
区分(部会名)野菜茶業
分類行政、普及
背景・ねらい一般的に緑茶は様々な産地・品種のものをブレンドして流通することから、表示の信頼性に問題があると指摘されている。そこで、DNAマーカーにより、ブレンドされている品種名とその混合割合を推定する方法を開発し、また、間接的ではあるが原産国識別を可能として、表示の信頼性を高める。
成果の内容・特徴1.
改良した簡易なCTAB (Cetyltrimethyl ammonium bromide)法により、製品となった市販緑茶の1断片からのDNA抽出が可能である(図1)。
2.
CAPS (Cleaved Amplified Polymorphic Sequence)マーカー(表1)によるDNA品種識別技術で、国内46品種・系統の識別が可能である。
3.
模擬ブレンド茶(品種識別模擬試験)の品種と混合割合が推定できる(表2)。
4.
‘やぶきた’および‘めいりょく’がブレンドされた市販緑茶(品種識別実証試験)の品種識別と混合割合推定にもこの方法の適用が可能である(表3)。
成果の活用面・留意点1.
品種ブレンド茶の混合率の推定精度を高めるにはサンプリング数を増やす必要があるが、一般的には20-30片のサンプリングで推定できる。この場合所要時間は3-4日である。
2.
国内46品種・系統以外のパターンが見出された場合、外国産茶であることが推定できるが、希少品種や在来種もあるので、直接的に外国産を識別可能なわけではない。
具体的データ
図表
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予算区分高度化事業
研究期間2001~2004
研究担当者氏原ともみ、堀江秀樹、木幡勝則
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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