統合型ソフトを利用した生産費把握システム「コストくん」

統合型ソフトを利用した生産費把握システム「コストくん」

タイトル統合型ソフトを利用した生産費把握システム「コストくん」
担当機関岩手県立農業試験場 経営部 経営科
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    従来の生産費を計算するには、償却費や資本利子など煩雑な集計が必要であり、
    簡易に生産費を集計・分析できる手法が求められていた。このような煩雑な計算過程
    を簡略にし、生産費を簡易に集計・分析できるシステム「コストくん」を
    開発した。
    このシステムは、栽培面積・生産単位(60kgあるいは100kg)当り生産費を自動的に
    計算するものである。また、月別労働時間の集計も可能である。
    1. システムの特徴
      1. キー操作を簡略化し、統合型ソフトに慣れていない人でも利用可能である。
      2. 処理を自動化し、効率的に入力・出力できる。
      3. 任意の基準数値を入力することにより、その数値との標準比較ができる。
      4. 費用合計に対する費目構成比・費目順位・費目構成比円グラフが表示・印刷される。
    2. 入力ファイルの種類
      • 費用集計ファイル
        水稲費用:水稲、麦類、豆類等の生産費計算(園芸施設費のない作目)
        野菜費用:野菜、たばこ等の生産費計算
        果樹費用:果樹、アスパラガス、ホップ等の生産費計算(成園費のある作目)
        花き費用:花き等の生産費計算
      • 労働時間集計ファイル
        労働時間:労働時間の集計
    3. システムの構成(図1)
  2. 技術・情報の適用効果
    生産費を計算する場合、入力が簡略化され、時間が大幅に節約できる。また、出力も
    集計表だけではなく、グラフ化され、非常に見やすくなっている。
  3. 適用の範囲
    全域
  4. 普及指導上の留意点
    1. 本システムは、市販の統合型ソフトを用いて作成した。利用する場合は、別途、
      MS-DOSと統合型ソフトを購入しなければならない。
      使用機器:コンピュータ本体(NEC PC-9801シリーズ)、ディスプレイ、プリンタ
      使用ソフト:Lotus 1-2-3 R2.1J plus
    2. このシステムで生産費が計算できる作目は、穀類(水稲、麦類、豆類)、野菜、果樹、
      工芸作物(たばこ、ホップ等)であり、畜産物の生産費計算はできない。
    3. このシステムの生産費計算は農林水産省統計情報部が実施している方法であり、
      全国農業協同組合中央会、全国農業会議所の生産費調整には対応していない。

具体的データ
図1
予算区分県単
研究期間1988~1990
発行年度1989
収録データベース研究成果情報

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