湛水直播栽培における良食味品種「はなの舞」の生育指標

湛水直播栽培における良食味品種「はなの舞」の生育指標

タイトル湛水直播栽培における良食味品種「はなの舞」の生育指標
担当機関山形県立農業試験場 稲作部
区分(部会名)東北農業
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    早生種「はなの舞」を用いることによって、直播栽培においても良食味品種の栽培が
    可能となった。このため、耐倒伏性の付与を前提とした生育指標、倒伏診断指標を
    作成した。
    1. 現行の散播法による湛水直播栽培において安定した作柄を得るための収量水準は、
      55~60kg/であり、これを達成するための収量構成要素は、平方メートル当たり籾数
      30,000~35,000、登熟歩合80~85%、千粒重21.5gとする
      (表2)。
    2. 倒伏診断は、7月10日頃(最高分げつ期)の生育から可能であり、倒伏程度3未満
      とするためには、葉緑素計読み値35未満では、生育量(草丈×茎数)2.5万、
      同読み値35以上では、生育量21,000を上限とする
      (図1)。
      7月10日以降の生育の目安は、表1による。
  2. 技術・情報の適用効果
    早生品種(アキヒカリ、はなひかり級)を用い、播種期5月5日~10日とすれば、
    安全作期内での作付けができる。(昭和60年度 新しい技術の試験成績
    山形県農林水産部)
    さらに、今回の成績を活用することによって、流通販売上有利な「はなの舞」を
    用いた直播栽培が可能となる。
  3. 適用の範囲
    県内平坦部(ササニシキの栽培可能地域)
  4. 普及指導上の留意点
    播種期:5月5日~10日
    播種方法:動力散粉機による散播(代掻き後1日以内、落水後)
    播種量:0.3~0.4kg/a (目標苗立ち率70%、苗立ち数100~120本/平方メートル)
    酸素供給資材(過酸化カルシウム16%):乾燥種子重の2倍量粉衣

具体的データ
表2
図1
表1
予算区分国庫助成
研究期間1988~1990
発行年度1989
収録データベース研究成果情報

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